目がテン
先日の朝のこと、店に立ってくれているスタッフがお休みだったので、作ったおやきをお皿に載せてカウンターに並べていました。
そこに一人の40代とおぼしき男性が、ジョギングの途中に立ち寄ったという感じでお店に入ってきました。
「いらっしゃいませ!」と言うと、腕にはめているランニングウォッチを押してからこちらを見て「おやき、まだなの?」と仰るので、
「すみません、今並べていますので、ご希望のおやきがあれば仰ってください」
「一個、いくら?」
「140円です」
すると、脇にある<お茶っこテーブル>を見て、「お茶、もらいます」
「どうぞ、すぐにおやき並べますね」と言って、わたしはその男性に背中を向けてセッセとお皿におやきを並べ始めました。3,4種類のおやきが盛れたので、カウンターに並べようと向きを変えた時、視界の隅に何かが見えました。
途端にその男性は出口に向かって歩き始めて、「ありがとう、また後で来ます」と言って出ていきました。
その瞬間、さっき見たものが何なのかわかったわたしは目がテン!
それは「水筒」だったんです!!
お茶もらいますと言って、水筒を取りだしてお茶を注いで出て行った男性。。。こんなのアリ? しかも慌てて注いだせいで、テーブルにはお茶が大量にこぼれていて。。。
はぁ~、確かにサービスで置いてあるんですから飲んでいただいて構いません。でも、それはお客様へのサービスのつもり。
お客様でない方であってもお茶碗で飲んでいただくのなら腹も立ちません。でも、おやきも買わず、自分の水筒を満たしただけで出て行くって常識外れにもほどがある、と思うのです。
朝一番のこんな出来事があって、その日一日憤慨していたわたしでした。。。心が狭いかなぁ(ー_ー)!!
ちなみに、もちろん「後で来ます」と言って、その日も翌日も男性は現れませんでした。
「おやき」は信州のスローフードです。
「ふきっ子おやき」HP→http://www.fukikko-oyaki.com/
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