母の落胆

おやき

2016年08月05日 06:14


2日の朝、母の実弟、わたしの叔父が急逝しました。なので、この2連休は当然ですがバタバタ状態でした。

母よりも一回り以上若い71歳。いつも子守りをさせられていたという弟を亡くした母の落胆は想像以上で、翌3日は何も手につかず、ぼ~っとしている一日でした。

母の兄弟は全員働き者で、叔父も亡くなる直前まで花の出荷に追われていたそうです。朝3時に起きて、花の出荷準備をしてから、5時に畑へ出て、戻ってきて「ちょっと疲れたから横になるわ」と言って眠ったまま心筋梗塞で亡くなりました。

まったく苦しむことなく逝った叔父。母も「早すぎるけど、楽に逝ってくれてよかった」と。

きのうのお通夜には、叔父が好きだった「茄子の辛子漬け」と「瓜のどぶ漬け」をたくさん持参して、今朝は今朝で「黒飯」を蒸かしている母。

年老いても、可愛かった弟の存在は母の心の片隅にしっかり居座っているようです。


「おやき」は信州のスローフードです。
「ふきっ子おやき」HP→http://www.fukikko-oyaki.com/


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