大往生

おやき

2018年04月13日 07:35


きょうは従姉の一周忌。『もう1年経ったんだなあ』ってしみじみ思いながら、お線香をあげて、ふと思い出しました。

生前、従姉の家に遊びに行った時、本がうず高く積まれていて「これ、どうするの?」と聞くと、「ようちゃんが好きな本があったら、全部持っていって」と言うので、20冊ほど選んでもらってきました。

が、もらってきたままこの1年間、その袋を開ける気にもなれず放ってあったことを今朝思い出したのです。

今、袋を開けてみると、一番上にあった本が永六輔さんの「大往生」。

命日に、何となくこの奇妙で偶然のようなタイトル。きっと従姉が読めって言ってるんだわと思って取り出してきました。

前書きには、「大往生というのは、死ぬことではない。往生というのは往って生きることである。西方浄土に往って生まれるのだ。「成仏」という言葉もある。死ぬのではなく仏に成るのだ」

そうかあ、きょうはそんなことを噛みしめながら「大往生」を読んでみよう。

庭でわたしの好きな花、ローズマリーの花が咲き始めました。




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「ふきっ子おやき」HP→http://www.fukikko-oyaki.com/

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