電話
きのう1本の電話がありました。人材派遣の会社からです。
「最近のお仕事状況はいかがですか?これからの卒業、入学シーズンに向けてお祝いのお菓子やお赤飯作りに忙しいのではないでしょうか?人の手は足りてらっしゃいますか?」と。
ビックリです。こんなしがないおやき屋にまで電話がかかってくるなんて。
わたし「はい、十分足りてます。」
「この時期だけ手が欲しいということはございませんか?短期での派遣も可能ですが」
わたし「先日ハローワークさんから紹介いただいたばかりですから」
「えっ!そうだったんですか?直近な雇用がなくても、長期的な人材雇用についてお話を伺いたいので、ぜひ会っていただけないでしょうか?」
わたし「改めてまたご連絡ください」
・・・・・・・
人材派遣会社が不況で大変だということは知っていましたが、わたしの人材派遣会社のイメージは「専門職レベルのスタッフを大企業に派遣する」というものだったので、アルバイトさんやパートさんの職域にまで派遣をするということ自体、驚きでした。
そこまで不況ということなのでしょうが、そこまで不況だからこそ企業は派遣よりも直接雇用に走るのだという単純明快な理由も存在するわけです。
先日の新聞で人材派遣会社が経営コンサルタント業を始めたという記事がありましたが、企業の複合化を万事休すからスタートするのは容易ではないだろうなあと、思いながら読んでいました。
この不況の時代に一番強いのは食関連事業だと言われています。実際そうなのかもしれませんが、甘んじることなくその先を読めるような経営をしていかなければいけない。。。(できるかな?)
1本の電話からいろいろなことを考えさせられました。
「おやき」は信州のスローフードです。
「ふきっ子のお八起」HP→http://www.fukikko-oyaki.com/
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