ちゃんこ鍋
きのう母は川柳句会に出掛けていった。
川柳が好きで何でもネタに川柳にしてしまう。朝から晩まで川柳のことを考えているのが楽しいらしい母を見ていると、老後に趣味を持つことがいかに大事なことかと考えさせられる。
そんな母がここ2年ほどある川柳仲間とウマが合わなくて、神経をすり減らすことがたびたび出てきた。きのうも出掛けていったものの、夕方電話があって「長野に7時8分着の電車・・・」という声がとても寂しそうで、また何かあったらしかった。
「迎えに行って、そのまま食事して帰ってこようか?」
「いいの?」
「いいよ。ちゃんこ鍋ね!」
東口に迎えに行って、そのまま「
ちゃんこ亭えん楽」さんへ。
鍋をつつけば心も和む。
「温かいね」「美味しいね」
言葉のキャッチボールで、少しづつ母の気持ちも落ち着いたようだ。
老後の趣味の世界も小さな社会だから、様々なイザコザがあるのだろう。
でも、どうか人の心を傷つけるような意図的な中傷だけは止めてください、と思わずにはいられなかった。
「おやき」は信州のスローフードです。
「ふきっ子のお八起」HP→http://www.fukikko-oyaki.com/
関連記事