お風呂のフタ

おやき

2010年11月09日 05:35

きのうの夜はエライ騒ぎでした

(エライって方言?って思って辞書を引いたら「物事の状態が普通ではない」って、ちゃんと載ってました!)

家に戻ったのが8時過ぎていて、母に「お風呂に入ってくるね」と言い置いて即行風呂場へ。

お腹が空いているから、ノンビリお湯に浸かってなんていられない!

10分ぐらいでお風呂から上がって、お湯を抜きお風呂のフタを浴槽に立てかけて、浴室から出ました。

バスタオルで体を拭いている時に事件が・・・

何となくイヤな音がしてるなぁとは思ってました、キュッ、キュッと床を滑るような音。

2,3秒後に「バタッ!」

お風呂のフタが床を滑って倒れた、その瞬間お風呂のドアも閉まった!

そうです!お風呂のドアが開かなくなっちゃったんです!!

お風呂のフタは2枚。でも家のお風呂はバリアフリーだから浴室へのドアは段差がないっ!つまり、お風呂のフタが邪魔をしてドアが開かない。

まるで密室殺人事件のよう

でも、ドアの刷りガラスに目を凝らしてみると、お風呂のフタはいくらか斜めに倒れてる。

ということはその斜めの部分を何かで押してあげれば、ドアの隙間ができるってこと

まず、持ってきたのはステンレスのフライ返し(お腹空いて気が動転してるから、こんなもの持ち出しました)

でもドアの隙間に入ってもその先が足りない。

母が「どうしたの?」って飛んできて、「お風呂のフタが倒れたの。ドアが開かないの」って言ったら


落ち着いて、ご飯食べてから考えなさい!


はいっ、ごもっともです

夕食取りながら考えました。包丁だと先が尖ってて危ないし、定規じゃ隙間に入らない。

『あっ ナイフがあるじゃない!』

洋食用のナイフ!!

夕食もそこそこに、ナイフを片手にお風呂へ戻り、そろそろとナイフを差し込んでみた。

かすかな手応えアリ!

少しづつ少しづつ押しやっていくと、ついにドアの隙間が開いた!

細い腕(ココ強調です!細くなくちゃ入らないぐらいの隙間でしたもん)を差し込んで、お風呂のフタの隅に手を入れて持ち上げた、その瞬間ドアにもっと隙間ができた! 

もう安心

あ~あ、一日の終わりに体力と知力?を使い果たした「エライ騒ぎ」でした

それにしても母の一言「ご飯食べてから考えなさい」は、さすが人生の先輩!

経験がものを言ってます

「おやき」は信州のスローフードです。
「ふきっ子のお八起」HP→http://www.fukikko-oyaki.com/

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