こねつけ

おやき

2012年07月03日 05:59


7月のおやきのご紹介の前に、2種類のこねつけをきちんとご紹介していなかったことに気が付きました。

今朝は「こねつけ」いきます!

「こねつけ」は今までもご紹介してきましたが、信州に伝わる郷土食のひとつです。

白飯と小麦粉を水で溶いて、フライパンで焦げ目をつけて焼いたところへ、甘味噌をつけていただく。いわゆる「五平餅」のようなものです。

そんな素朴な郷土食をふきっ子流にアレンジ。冷めても軟らかく、味付けを中に閉じ込めてあるので手も汚れず、フライパンで焼き直していただくとパリッとした食感も楽しめる。

そんな「ふきっ子のこねつけ」は2種類。毎週金曜日、土曜日、日曜日の3日間のみ販売しております。

「菜の花こねつけ」 ¥120



白飯と小麦粉の生地に現代の子ども達が苦手な野菜を散りばめました。ピーマン、人参、カボチャ、パプリカなどなど、知らないうちに野菜を食べちゃいましょう。

菜の花らしいイエローの色付けは「ウコン」。健胃作用や肝機能改善などに効果があると言われていますが、単体では摂取しにくい食品です。色づけに使うことで食べてもよし、健康にもよし、ですね。

具は葱バター味噌。生姜も効かせて味を引き締めました。

「紫陽花こねつけ」 ¥120



白飯と小麦粉の生地にミネラル分豊富な雑穀類を合わせました。黒米、発芽玄米、粟、黍、稗、アマランサス、ごま、トウモロコシ、はだか麦、押麦の10穀が入り、ビタミン、食物繊維なども豊富です。

黒米のポリフェノールで紫色に染まる生地には、色の補強に紫芋パウダーを使用することで、さらに抗酸化作用がアップ。


「こねつけ」の販売を始めてわかったことですが、「こねつけファン」って多い!

やっぱり昔から食べてきたものへの愛着って強いんですね。

この2種類が定着してきたら、また新しい味へ挑戦


「おやき」は信州のスローフードです。
「ふきっ子のお八起」HP→http://www.fukikko-oyaki.com/

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