おやき大賞
連日オリンピックが放送されていて、時差の関係で夜更かし、寝不足の人が多いというのに、朝が早い我が家は朝食中にテレビに夢中になってしまって、食事がいつまで経っても終わりません
そんな中、おとといの夜、母がこんなトロフィーを引っ張り出してきました。
「埃だらけのトロフィーだね」
「北側の窓を開けようと思って、ふと見たら『ああ~、こんなトロフィーがあったんだ!』って思ってさ」
と、母がトロフィーを抱えて埃を拭いている。
「何のトロフィー? 川柳でもらったの?」
「違うよ、おやき大賞のトロフィーだよ」
そうなんです、母は初代「おやき大賞」受賞者なのです。
昭和61年に開催された「第3回川中島古戦場祭り」。その中で企画のひとつに「郷土食コンクール」があって、10組のおやき作り自慢が出場。
そして、なぜか(なんて言ったら怒られるけど)母が初の「おやき大賞」を受賞したのでした。
受賞して8か月後の翌年5月、図に乗った母が「おやき屋」開業~
楽あり、苦あり。それでも何だかんだ言いながら、20年間お店を切り盛りし、7年前にわたしに引き継いで今がある。
この「おやき大賞」に一番感謝しなければいけないのは、実はわたしなんですね
「おやき」は信州のスローフードです。
「ふきっ子のお八起」HP→http://www.fukikko-oyaki.com/
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