鮭の粕煮

おやき

2008年06月06日 06:14


小さい頃の思い出。

大晦日になると、おせち料理を少しづつお皿に盛って「元旦前夜祭」をするのがと~っても楽しみで、その時に必ず一人一皿の「鮭の粕煮」がど~んと目の前に並べてあって、食卓がこの上なく豪華に見えたものでした

だから、わたしにとって「鮭の粕煮」は大晦日のイメージ。
そして一年で一番のご馳走という思い出の品。

40年も前(歳がバレちゃう??)には、ご近所の魚屋さんに並ぶのはほとんどが、すご~くしょっぱい塩漬けか干物の魚ばかり。それと週に1,2回、カジキまぐろや酢だこ、イカが入荷してるぐらいでした。

だから、年末に富山の叔母から届く塩甘で美味しい新巻鮭が楽しみで、楽しみで。
それを使った鮭の粕煮だったから、なおさら美味しく記憶に残っているんでしょうか?

 
       


今でこそ、大晦日以外の日にも母がたま~に作ってくれる「鮭の粕煮」

贅沢になった世の中に感謝すべきなのか、飽食を嘆くべきなのか。

でもやっぱり「鮭の粕煮」は今でも大晦日に食べたい、大晦日だけに食べたい一品です


こちらも→おやき屋店主の日掛け帳ー番外編 http://blog.livedoor.jp/fukikko2/

「ふきっ子のお八起」HP→http://www.fukikko-oyaki.com/

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