鮭の粕煮
小さい頃の思い出。
大晦日になると、おせち料理を少しづつお皿に盛って「元旦前夜祭」をするのがと~っても楽しみで、その時に必ず一人一皿の「鮭の粕煮」がど~んと目の前に並べてあって、食卓がこの上なく豪華に見えたものでした
だから、わたしにとって「鮭の粕煮」は大晦日のイメージ。
そして一年で一番のご馳走という思い出の品。
40年も前(歳がバレちゃう??)には、ご近所の魚屋さんに並ぶのはほとんどが、すご~くしょっぱい塩漬けか干物の魚ばかり。それと週に1,2回、カジキまぐろや酢だこ、イカが入荷してるぐらいでした。
だから、年末に富山の叔母から届く塩甘で美味しい新巻鮭が楽しみで、楽しみで。
それを使った鮭の粕煮だったから、なおさら美味しく記憶に残っているんでしょうか?
今でこそ、大晦日以外の日にも母がたま~に作ってくれる「鮭の粕煮」
贅沢になった世の中に感謝すべきなのか、飽食を嘆くべきなのか。
でもやっぱり「鮭の粕煮」は今でも大晦日に食べたい、大晦日だけに食べたい一品です
こちらも→おやき屋店主の日掛け帳ー番外編
http://blog.livedoor.jp/fukikko2/
「ふきっ子のお八起」HP→
http://www.fukikko-oyaki.com/
関連記事