82歳の疲れ
きのう一日、母は家から一歩も出ませんでした。
運転好き、話好きの母が一日家に籠っているのはよっぽどのことです。
なぜかというと、おととい土曜日に母はボランティアで餅つきに出掛けていきました。暮れの餅つきは「のし餅」がメインですが、おとといの餅つきは「大福」がメイン。
もう何十年も餅つきのボランティアをかって出ている母は、毎年のことだからと6升のもち米を前日に洗って、当日の朝にもち米、セイロ、ザルやボール等の道具類、餅つき機を持参して会場へ。
つきあがった餅を6升ひとりでちぎり、大福やぼた餅に仕上げていったようです。
その疲れでおとといの夜はわたしより早く床に就いた母でしたが、きのうの朝になったら右首筋から右腕にかけて痛みが走り、肩が上がらなくなっていました。
「何でこんなに痛いんだろう?」と、母。
「あのね、きのう何してきたの?」と、呆れ顔のわたし。
「そうだよね、6升のもち米をちぎったんだもの、痛くもなるかねぇ」
当たり前です!餅は力が要るんです。
おまけに当日の午後は川柳教室があったので、夕方5時過ぎまで出掛けていた母。
タフにもほどがあると感心していたら、やはりきのうはノックダウンされたようです。
きのう家に戻ったら、母がぽつりと「目が覚めたら午後4時だった・・・」とつぶやきました。
やっぱり、82歳相当の疲れが出たんですね。
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「ふきっ子のお八起」HP→http://www.fukikko-oyaki.com/
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