母の椅子

おやき

2015年01月16日 06:05

おとといの定休日。蕎麦を打つ前に少し時間があったので朝刊を広げていたら、母が脇で広告チェックを始めました。

「あっ、この椅子欲しいなあ」

見ると、綿半の広告にコタツ用座椅子が載っていました。

<楽っと座椅子>という椅子で、足が悪い人でも立ち上がりに便利なように両側に手すりがついてます。

「いくらなの?」

「2,980円だって」

「きょう温泉へ行った帰りに綿半に寄ってるみる?」

「お願い」

というわけで、夕方綿半へ行ってみたらまだ在庫がありました。組み立て式かと思ったら、背もたれが倒れているだけなので箱はかなりデカイ

だから車に積み込むのも、家に持ち込むのも一苦労。やっと居間に持ってきたと思ったら、母が「早く、早く!」とせがみます。

「ちょっと待って!」と包装をはがしている間も、子どものように傍でルンルンして待っている母

ようやく取り出したと思ったら、「座ってみるね!」と即座に椅子に腰かけます。



「ちょっと低いかなあ」と言うので、3段階になっている高さを一番高くしてあげると、またまた「座ってみていいかい?」

「どうぞ!」

「ああ~、いいね。いいよ、具合いい!」と、大満足の母。

でも居間にはコタツはなくて、食卓テーブルと椅子があるだけ。この椅子をどこで使うの?

母曰く「今、自分の部屋を片付け始めたから、キレイになったらコタツを作ってこの椅子を使うつもりだからね」

フ~ン、そうですか。。。

でもね、片付けが終わる頃はコタツが要らない季節になってると思うのですよ、お母さん

「おやき」は信州のスローフードです。
「ふきっ子おやき」HP→http://www.fukikko-oyaki.com/

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