雪菜始まります

おやき

2015年03月13日 06:04


今年は例年になく春が早く来そうだなあって思っていたら、思いがけない雪。それでも、2月から3月初旬にかけての暖かさで雪菜も随分と早く成長したようです。いつもならまだハウスものが主流なのに、露地物の雪菜も店先に並び始めています。



『そろそろ収穫できるのかしら?』と思っていたら、屋島の太田さんからお電話をいただいてしまいました。

「去年より成長がだいぶ早いから、きょう明日にでも採れるけどどうします?」

「要ります!行きますっ!!」 ということで、初物の雪菜をいただいてきました。

早速、明日から「雪菜」のおやきをスタートいたします。代わりに「野沢菜かぶ」のおやきは本日で終了です。

「雪菜」をお待ちかねのお客様、お待たせいたしました!!

ちなみに、ここ北信地域でいう「雪菜」とは? ちょっと解説です。

その名のとおり寒さの厳しい厳冬から春先にかけて栽培される葉類を指すことばで「雪菜」「冬菜」などと呼ばれ、関東甲信越から東北地方にかけて広く栽培されている。
 大きく分類すると蕪・漬菜類のブラシカ・ラパ種、西洋ナタネと呼ばれるブラシカ・ナプス種で、互いに交雑しない別種。県内では「本冬菜」「松本冬菜」「飯田冬菜」「雪菜」などと呼ばれるブラシカ・ナプス種が昔から栽培されている。春先に董立ちする柔らかく味がよい花茎を食べる品種である。


山形でも「雪菜」と呼ばれる青菜がありますが、長野の「雪菜」とは別物のブラシカ・ラパ種のものです。「雪菜」といっても多種多様なんです。


「おやき」は信州のスローフードです。
「ふきっ子おやき」HP→http://www.fukikko-oyaki.com/

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