騒ぎのもとはカラス
数日前のこと。
スタッフとおやきを作っていたら、やけに外が騒がしい。鳥たちが賑やかに合唱、といえば聞こえはいいけれど、うるさいほどに鳴いていました。
スタッフのひとりが手を洗うために窓辺に行ったら、「大変、大変、カラスが鳥を襲ってる!」と叫びました。
慌てて窓辺に近寄って見ると、店の裏の緑地帯の中でカラスがハトを抱えるようにして襲っています。ハトは羽ばたこうとしてもがくため、羽が抜けてあちこちに飛び散って、見ているのも可哀想なほど。
そして、その周りにはカラスを威嚇して追い払おうと様々な鳥たちが羽ばたきながら鳴きわめいていました。
その数、20羽ほどはいたでしょうか。ハトはもちろん、ムクドリ、すずめもいました。同時に騒いでいるので、それはそれはかしましい。
そのうち、数羽のハトがカラスに突撃。カラスがハトを離した隙に、ハトは命からがら飛び立って、ようやくカラスの襲撃は終わりました。
この異様な光景に、スタッフともども暫し言葉も出ませんでしたが、ようやく「鳥って凄いね。種類が違っても襲われているときはみんなで協力するんだね」と、感動に浸りました。
カラスが嫌いなのは鳥たちも一緒のようです。そして、鳥たちの一斉援護も素晴らしい。隣人の顔も知らないような人間社会、見習わなくてはいけないなあと思いました。
そうそう、その緑地帯できのう見つけたのがこちら。
ヒマ人とか言わないでくださいね。歩いていてフッと見たら、そこにあったんです。
虫食いだらけだけど、幸せを運んできてくれそうです
「おやき」は信州のスローフードです。
「ふきっ子おやき」HP→http://www.fukikko-oyaki.com/
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