黒豆鹿の子おやき

おやき

2015年12月07日 06:13


きのうときょうはおやき教室。

で、今月のお題は「大根」と「黒豆」でした。

大根は今時どこのお宅でも冷蔵庫もしくは台所の片隅に転がっていると思いますが、水分がなくなったり、すが入ってスカスカになっている大根でも大丈夫! おいしいおやきになりますよ!!という「味噌大根おやき」。

写真は今日撮るので、アップは後日に。

で、今朝はもう一品「黒豆鹿の子おやき」をご紹介します。

先月のこと、ある会に出席したらそこでいただいたお菓子が「黒豆どらやき」でした。山梨の「やまもとや」さんのどら焼きだったのですが、甘いモノが大の苦手のわたしでも、おいしい!と思える感動の餡だったのです。

この餡を何とか再現したいと思って四苦八苦したものの、最終的に断念せざるを得なかったのは「寒天」。餡をねっとりしっとりさせるのに和菓子では寒天を使ったりしますが、おやきは必ず熱を加えるので寒天を使う餡は基本的にダメ。

そこで代替案として使ったのが「白いんげん豆」でした。食感は全然違うのですが、黒豆の存在を邪魔しない餡が出来上がりました。




白いんげんは濾して「白餡」にすると粉っぽさが気になりますが、皮のまま粒餡にするとねっとりとしたおいしい(というか、自分のお気に入り)の餡になります。



お正月らしく、黒豆をトッピングしてみました。

ところで、黒豆を煮たり、白いんげん豆を餡にしたりと、絶対にこれだけの手間をかけて自分の家では作らないだろうなと想像できたので、生徒さんたちには「お正月に煮た黒豆が余った時に作ってみて」と、紹介しました。

「白いんげん豆は自分で煮なくても、お店で煮たものを売っているでしょう?それを買ってきて黒豆と合わせるとすぐにできますよ」と言うと、すかさず生徒さんが、「先生! 黒豆も買ってま~す!!」って。続いてまたまた「わたしも買ってま~す!」

「・・・・(ー_ー)!!」




「おやき」は信州のスローフードです。
「ふきっ子おやき」HP→http://www.fukikko-oyaki.com/

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