朝食抜き
「朝食抜き」は、わたしのことではなくて、母。
きのうお医者さんへ行ったら、異常に血圧が低かったとかで、明日もう一回来て検査してくださいと言われて帰ってきた母。
「明日の朝はね、ご飯も水も取らないでお医者さんへ行かなくちゃ」と言うので、わたしひとり朝食を食べているんじゃ可哀想と思って、
「それじゃあ、明日の朝は寝ててね。わたしひとりでご飯作って食べていくから」と言って寝ました。
今朝、蕎麦打ちのために階下へ降りていくと、2時半だというのに灯りは点いてる、ストーブは点いてる。『きっとお腹空いて眠れなくて、起き出してきたんだわ(>_<)』と思って、蕎麦を打ち始めました。
4時半には朝食を用意してひとり食べ始めると、母の部屋のドアが開いて、母が出てきました。
「おはよ~!」と言うので、「もう少し寝てたら」
「だって目が冴えて眠れないんだよ」と言いながら、わたしが食べているうどんを横目で見て、
「おいしそうだね~。食べられないとなおさら美味しそうに見えちゃう」
「だから、寝てろって言ったじゃない。食べられないんだから、人の食べてるところなんか見たらもっと食べたくなるでしょ!」
すると台所へ行って鍋を覗きこんで、「一人分だけ作ったの? 検査から帰ってきたら、わたしは何を食べるんだい?」
「今からうどんを作っておいたらおいしくなくなっちゃうでしょう? お母さんのは冷蔵庫に入ってるから自分で作って」
まったくぅ(ー_ー)!!
これだけ食欲あったら、病気も退散しちゃうと思うけど!!!
「おやき」は信州のスローフードです。
「ふきっ子おやき」HP→http://www.fukikko-oyaki.com/
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