母の手紙
きのう、店で残業をして家に戻ったら、居間の電気が点いてる。
『お母さん、今夜はいないはずなのに・・・』
昨夜、母は会合兼新年会でお出掛け。77歳になっても運転免許を返納せずに、バリバリ運転しまくってる母。車がないから、家に母がいないことは確実なのに、、、なぜ?
鍵を開けて入るとファンヒーターまで一番弱い設定でオンになってて、テーブルの上に紙が一枚。
裏紙(それも、きのうのブログ記事の裏に)に書きなぐった文字。
「お帰り、ご苦労様でした。
しめじの三杯酢
いかの塩辛
シチュー
あと、ひたし豆
あります。お風呂沸いてます。」
『まったくもう!電気・ストーブつけっ放し、夕食は有り合わせを食べるって言ったのに、わざわざこんなに作っちゃって!!』 と思いながらも、素直に『お母さん、ありがとう。感謝してます!』と心の中で付け加える
「お母さんへ
おかえりなさい!楽しかった?
夕食の用意ありがとう。しっかり食べました。
お風呂落としちゃったけど、よかったよね?
明日はいつも通り4時半の朝食でお願いします。
おやすみなさい。 ようこ」
普段は憎まれ口ばかり叩いてるわたしだけど、ちゃんと手紙だと書けるんです
たまには、こんな間接的な言葉の交換が必要な時もありますよね。
あまりにも近い関係でいると、フッと離れたくなる時があったりするけれど、文章にすると素直に感謝の言葉が出てきます
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