舞台裏
きのうのNHK生放送。観ていただいた方も多かったようで、本当にありがとうございます。
ところで、その舞台裏はドキドキの連続。
リハーサルをしたのにもかかわらず、本番にはドンデン返しがあるものだとほんとに実感です。
本番始まる直前、2階の厨房から盛り付けたお皿を食材専用エレベーターで1階に下ろしました。それをNHKのスタッフの方が開けて、テーブルに並べてくださったのです。
そして本番スタート。
わたしの隣でキャスターの北川さんが喋り始めた瞬間、エレベーターから「扉を閉めてください。扉を閉めてください・・・」の声!!
そうです、エレベーターの扉が開きっぱなしで、警告音が出始めたのです。
食品衛生の関係から、ある一定時間扉が開き続けていると自動的に警告音が出て、扉が閉まるまで音は止まりません。ってことは誰かが閉めなくては止まらない!でも、動けるのはわたしだけ!!
『わたしの出番はあと数十秒。ダッシュすればエレベーターまで行って帰ってくることができる、かな?』と悩む時間がもどかしく、体は動いてました。
閉めて戻って立ち位置を確認した瞬間に、北川さんが「さて、こちらが・・・」とわたしの紹介を始めた。
ふぅ~、滑り込みセ~フ
そして、時間のカウントダウンの紙が「あと2分」「あと1分30秒」「あと1分」と変わっていく。
でもまだテーブルに移動してない。
やっと移動して、ナイフとフォークでお魚のおやきを切る。。。けど、表面が乾燥していてうまく切れない北川さん。
ようやくカットして口に入れたけれど、今度はモゴモゴとして喋れない。
わたしの目は「あと30秒」の文字を捉えてる。
北川さん、なんとかおやきを飲み込んで最後の質問。
わたし答えて、ハイ終了。
生放送って綱渡りの連続。
久し振りに心臓の運動しました
「おやき」は信州のスローフードです。
「ふきっ子のお八起」HP→http://www.fukikko-oyaki.com/
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