おやきって?
駅前店開店から半月が経ちました。さすがに地元のお客様メインの本店と違って、様々なお客様がお見えになります。
そんな中できのうは気になる(気にしても仕方ないけど)お客様が。
おひとりは大阪からお見えの方で、入ってこられて「これおやきじゃないでしょ?」
スタッフ「えっ?おやきです」
お客様「おやきは焼いてあるでしょ?おやきっていえば『灰焼き』じゃないの!灰焼きじゃないんだったら要らないわ」
スタッフ「・・・」
もうお一方は東京から出張に来られた方で、店に並んだおやきを見ながら行ったり来たり。
お客様「珍しいですね。これもおやきっていうんですか?」
わたし「はい、おやきです」
お客様「わたしは1年ほど前までしょっちゅう長野に来ていたんですが、いつも駅前の〇〇さんでおやきをお土産に買って帰っていたんですよ。あれがおやきですよね?」
わたし「そうですね。でも、この焼き蒸かしおやきも地元ならではのものですが」
お客様「そうなんですか。ありがとう」
と言って手ぶらで帰っていかれました。
このおふたりほどではないけれど、やはりお店に入ってこられて「これ、おやきですか?」「珍しいおやきですね」と仰る県外のお客様は非常に多いです。
そんな時に役立つのが店内にある「おやき作りの写真」です。4枚で包む、焼く、蒸かすの工程を説明できるように掲示してあるのです。
それでも納得されるお客様と、されないお客様。
わたしでさえ、おやきの定義は?って言われると100%しっかりとは説明できないような気がするのだから、お客様に「おやき」をしっかりと認知してもらうことは相当難しい。
でも「おやきって奥が深いんです」というグレーな説明はしたくない。
おやきって?
「おやき」は信州のスローフードです。
「ふきっ子のお八起」HP→http://www.fukikko-oyaki.com/
関連記事