産業フェア

おやき

2010年10月26日 05:19

きのうの笑い話とは打って変わって、今朝はイベントのご紹介です。

今週末29日と30日は「産業フェアin善光寺平2010」がビックハットで開催されます。

長野県北部の善光寺平圏域の企業、学術機関が一堂に介し、技術や新製品の紹介、そして販路開拓や新事業の創出を進めるべく開催される企業イベントです。

今年は信州大学もブースを構え「ながのブランド郷土食」の学生募集と、卒業生および現役が開発中の新商品を販売します。

そのひとつが、漬物を扱う㈱マルトウさんとふきっ子とのコラボで創り上げた「信州きのこおやき」です。

わたしの研究はまだこれからなのですが、商品としてはほぼ完成品を販売させていただきます。

何がまだかというと化学分析や栄養分析がこれからの課題。機能性についてこれから分析をかけていく必要があるのですが・・・

「信州きのこ(和風)おやき」



薄味仕上げのきのこ素材に信州白味噌と白ゴマを合わせました。生地には黒米と紫アマランサス。もっちりとした食感が特徴です。味のアクセントにワサビを使用。 

「信州きのこ(中華風)おやき」



薄味仕上げのきのこ素材にゴマ油とオイスターソースで中華風に仕上げました。生地にはもちきびと白アマランサス。もちもちとした食感が特徴です。味のアクセントは豆板醤でピリッと。 

上記2種のおやきの試食(アンケート付)および販売をさせていただきますので、ご来場お待ちしております

ちなみに、マルトウさんとのコラボについては下記詳細になります。

真空調理によるきのこ素材と雑穀使用のおやき 

きのこの水分は約90%。この水分を除去することが食品加工では不可欠です。余分な水分のみを取除き、顧客ニーズに合わせた味作りが可能な加工技術を開発しました。
長野県農村工業研究所の特許「調味乾燥きのこの製造方法」の技術を応用し、真空調理釜を用いて減圧下で加熱し真空調理することにより実現した食品素材です。
また従来は小麦粉だけで作られるおやきに、黒米、もちきび、アマランサスなどの雑穀を使用し、栄養・味覚に付加価値のある生地を作成。
きのこ素材と雑穀使用生地とのマッチングで誕生した「ながのブランド郷土食」です。


「おやき」は信州のスローフードです。
「ふきっ子のお八起」HP→http://www.fukikko-oyaki.com/

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