本題に入る前にPRをチョコッと。
1月16日より2月15日までの1ヶ月限定「ちょこおやき」の売り上げがこのところ好調です。「美味しかったから」とリピートしていただけるお客様が多いのです。
チョコの味が濃い、後味に残るかすかな塩気がいい、などなどの感想もうれしい限り。
昨日は先週土曜日に放送されたNBS「土曜はこれダネッ!」や「市民新聞」掲載の影響もあってか、かなりのお客様にご来店いただきました。
あと1週間限りの「ちょこおやき」。本命チョコになんて絶対に言いません! けど、
お父さんやおじいちゃんに優しい甘さの「ちょこおやき」を送りませんか?
善光寺灯明祭りに合わせて、2月11日12日の両日午後6時より、パティオ大門中庭でも「ちょこおやき」臨時販売いたします。
以上、PR終わり
さてさて、母のお話です。
このところ、母は失敗が相次いで少しばかり凹んでます。食事をしていると必ず「お母さん、最近認知症じゃないかなぁ。お医者さんへ行って診てもらった方がいいよね?早い方がいいよね?」と言い、「お母さんが認知症になったら、施設になんて入るお金もないから、そこらへんに捨ててくれていいからね。」と言う。
「あのね、お母さんが認知症になったら、自分で認知症だなんて言えるわけがないんだからまだ安心してていいの」と、わたしもいつも同じことを言う。
そんなにまで母が苦にしてるのは、最近物忘れや思い込みが特にひどくなってきたから。
先日、わたしが東京泊だった日。午前11時頃にお店に行ったのだと言う。お店の裏に車をつけて、作ってきたお弁当を手に提げて、お店の裏ドアを開けようとしたら鍵がかかってる。
『なんで鍵なんか・・・』と思って、自分が持っている合鍵でドアを開けてみたら・・・
灯りも消えて、暗い店内。
そこで初めて気がついた母。『そうかぁ、きょうは定休日だ!』
スタッフ用にと用意したお握りとおかずが入ったお弁当箱がズッシリと重くなってしまった瞬間・・・
わたしが泊まりで東京へ行っている=定休日、とわかっていたはずなのに、どこかでその記憶が飛んでる。
そして、とある日には、
おやきを持って出かけようと思った母。お店に電話しておやきを用意しておいてもらおうと思ったらしく、店に電話すると留守番電話のテープが回り始めた・・・
瞬間、かなり憤りを感じたらしい。
「伝言をどうぞ」というテープ音が終わったと同時に
「何やってるの!こっちは忙しいのに!! テープ回してるなんて、お客様に失礼じゃないの!!! 早く切り替えなさい!!!!」と怒鳴った、、、らしい
言いたいことを言って電話を切って、また電話を掛けなおした母。
電話に出たスタッフに「ほんとに!今度はちゃんと出たんだね」と言うと、スタッフに「お母さん?電話いただいてませんよ。今、初めて電話鳴りましたから」と言われた。
母
電話を切って履歴を調べてみたら、川柳仲間の自宅へ電話していた
その後、その仲間から電話。
「小出さん?さっき電話いただいたかしら?」
母
こんなに母のことを書いてしまうと、川柳の応戦が怖いのでこの辺で
でも、母のこの出来事は決して認知症ではなくて、単なる思い込み。
それだけのことのように思うのはわたしだけじゃないですよね
「おやき」は信州のスローフードです。
「ふきっ子のお八起」HP→http://www.fukikko-oyaki.com/