八十路
おとといのホームパーティはバタバタしながらも参加者には大変喜んでいただけて何よりでした。その写真はまた後日アップさせていただきます。
で、今朝はまたも母ネタで失礼いたします。
きのうの定休日、朝食を7時ぐらいに済ませてテレビを見ていると、母が台所でガタゴトと何かやり始めた、と思ったら先日アップしたケーキを焼いている。
『またどこかへ持っていくのかな?』と思っていたら、言い訳めいた独り言。
「みんなに焼いて持っていってあげるのに、自分の口に入ったのは今までに3回しかないんだもの。今朝は味見で自分のために焼こうっと」ってつぶやいてる。
火をかけてしばらくしたら「やっちゃった!」の声。どうやら焦がしたらしい
「あ~あ、せっかく作ったのに~」と嘆く声。
そしてガチャガチャと片付けている音がしていたと思ったら、目の前にヌ~ッと焦げたケーキ1切れが現れた
「何?真っ黒じゃない!食べられるの?」
「食べられるよ」と、母はもう片方の手で一切れを持って、口の中はモグモグしてる。
つまり両手にケーキを持ってる状態。
「朝ご飯食べたばっかりじゃない!食べられないよ、まだ」
「別腹だよ」と母。
「いくら何でもご飯食べてすぐには食べられません!よくそんなに食べられるもんだ」とわたし。
そうしたら、母は両手のケーキを振り上げて
「育ちざかりだも~ん!」
「・・・・」
一瞬沈黙した後に笑い出したわたし。つられて母も笑い出した。
そして「これから八十路(やそじ)の坂を駆け上っていくんだから、体力つけなくちゃ、
ねっ!」だって。
わたし「はいはい、た~くさん食べて元気でいてください!」
としか言えなかったです
「おやき」は信州のスローフードです。
「ふきっ子のお八起」HP→http://www.fukikko-oyaki.com/
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