7月のおやき

おやき

2011年07月02日 06:09

きのうタイトルだけご紹介した「7月のおやき」の詳細です。

「ピリ辛しいたけ」 ¥150



椎茸と言えば原木から生えてくるイメージですが、今や全国的に菌床栽培の椎茸が主流を占めるようになってきました。ここ長野でも菌床椎茸が栽培されており、新鮮な椎茸が一年中入手できます。

そこで、夏にピッタリ!ピリ辛でヘルシーな椎茸のおやきが出来上がりました!!

 太田さんちの甘い玉ねぎと椎茸スライスを胡麻油で炒め、鰹節と七味唐辛子で仕上げた夏にビールに!最高のおやきです。

「丸ごとPマン」 ¥130



初代が「ピーマンの種に栄養がある」と聞いて作り始めた「ピーマンおやき」の誕生は、かれこれ20年も前。夏になるとピーマン好きのお客様が「今年はまだ?」と聞かれるほどの夏の定番メニューとなりました。

ヘタも種もそのまま、L字型に切り込みを入れたピーマンに甘味噌を詰め込み、ピーマンそのままの形でおやきに仕上げます。柔らかい生地はたちまちピーマンの側面を滑り落ちていきます。それを焼き上げるのはベテランのスタッフが頼みの綱。このスタッフがいるから、今年も「丸ごとPマン」元気に登場です!


「麻婆なす」 ¥130




お肉は使わず野菜だけの自家製麻婆味噌を作りました。麻婆味噌に使っている食材はなんと 21品目!! 

そもそも信州おやきは「丸なす」が代名詞ですが、地元の丸なすがどんどん収穫されるこの時期は、定番の「丸なす」おやきだけでは、せっかく旨味がたっぷり詰まった「丸なす」の出番が少なくてかわいそう。京都の加茂なすのように、もっといろいろな味付や工夫をして、「丸なす」を味わい尽くそう!! と、意気込んだ店主の自信作「麻婆なす」おやきです。

「あんず」 ¥130



長野北信地域、特に千曲市森は日本一のあんずの里として知られています。
その特産のあんずを本きび糖でジャムとシロップ漬けにしました。甘酸っぱくて夏にバッチリのスィーツになりました!! もちろん収穫したての今年のあんずです。

センターに入っているシロップ漬のあんずの酸味と、あんずジャムを絡ませた白餡のほのかな酸味が絶妙のハーモニー。そして、生地にはオレンジ果汁を練りこみました。オレンジ果汁の可愛い色が何とも「あんず色」。かすかに感じるオレンジの酸味と、あんずの2段階の酸味がお口いっぱいに広がります。


以上4種のおやきで今月も頑張ります。よろしくお願いします!


「おやき」は信州のスローフードです。
「ふきっ子のお八起」HP→http://www.fukikko-oyaki.com/

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