かぼちゃおやき

おやき

2011年07月08日 05:50

先日屋島の太田さんからいただく「赤ずきんかぼちゃ」のことをブログで書きましたが、実はこのかぼちゃ、従来の味のつけ方では太刀打ちできないかぼちゃでした



弊店のかぼちゃおやきは、生のかぼちゃを「せんぞ突き」(この言葉はネットで検索しても出てきません。卸金のような形で千切り状態で野菜が出てくる野菜切りです)で突いて、生の状態で味付けをします。そして生地で包み込んで蒸かす。

水分が少ない状態で蒸かされるので、水分が多いかぼちゃもあまり気にならない調理法です。

しかし、赤ずきんはこの水無し調理が全然向いてない!

この状態でおやきに仕上げると、ゴム玉のように硬くボソボソ状態になってしまうのです。つまり、水分を異常に欲しがるかぼちゃ種なんです。

そこで、この赤ずきんのために弊店の調理法を変えました。

かぼちゃを大きくぶつ切りにし、先に調味料を投入して柔らかく煮てしまいます。



いわゆる「かぼちゃ煮」に仕上げてから、粗くマッシュしておやきに。



まさしく「煮物」を食べている感覚ですが、これが一番赤ずきんの美味しさを堪能できる方法でした。

この製法は、美味しいかぼちゃでなければ作れません。

ですから、太田さんには秋採れのかぼちゃもたくさん作ってもらわないと!

この「赤ずきんのかぼちゃおやき」は7月いっぱいは大丈夫そうです

有機農法のかぼちゃですが、美味しいかぼちゃですが、お値段は従来の価格と同じ「130円」にて販売しております。


「おやき」は信州のスローフードです。
「ふきっ子のお八起」HP→http://www.fukikko-oyaki.com/

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