母の物忘れ

おやき

2012年04月28日 06:09


朝夕と食事を作ってくれている母。(ちょくちょく、スタッフの昼食も届けてくれるから3食とも言いますが)

その中でも、朝食はお粥、そうめん、うどんの繰り返しだから、鍋に水を入れ火にかけ、お米や麺を入れて味をつけるだけ、という単純な調理。

でも毎日同じ味だと飽きてしまうので、作りもしないわたしが、時々わがままにも味のリクエストをします。

「明日のお粥にはこれを入れてね」

「明日のうどんは味噌味にしてね」

などなど。

でも、翌朝になって食卓についてみると、そのリクエストが完璧に無視されてることがしばしば。

「あれ~っ?〇〇が入ってないよ?」

「やだぁ、味噌味って言ったのに~」

と、一言でも言おうものなら、母から逆襲の嵐

なので、静か~に黙って食べます。

でも、最近いいことを考えつきました

鍋やモノに貼り紙をすればいいんです!!

こんな風に↓



おとといの夜、これを実行して、翌日の朝を楽しみに寝ました

そして、きのうの朝。

食卓には、味噌味のうどんが!

母に「ねぇ、ねぇ、貼り紙の効果があったでしょ?」と喜んで聞くと、

母は「今朝はビックリして気を付けたけど、毎度毎度同じことしてても意味ないよ」と言う。

「どうして?」

母 「調理する時は貼り紙を他の場所へ置くだろ? そしたらすぐに忘れるんだよ」

はぁ~、そうかぁ


「おやき」は信州のスローフードです。
「ふきっ子のお八起」HP→http://www.fukikko-oyaki.com/

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