やしょうま
毎月おやきを作っている「おやき教室」ですが、今月は「やしょうま教室」になって、きのう来られた生徒さんの中には戸惑う人もチラホラ。
やしょうまはどちらかというと工作の部類ですから、苦手な人もいるのは当たり前ですね。でも、やっぱりこれも郷土食ですから、基本は押さえておかなくては。
ということで、初めての今年は簡単な工作やしょうまにトライ。そして出来上がったのがこちらです↓
写真の他に昔ながらの豆を入れた松模様のやしょうまも作って、やしょうま三昧な教室。
地元の方には「やしょうま」で通じますが、やしょうまをご存じない方のために。。。
「やしょうま」は米の粉を湯で練ってから蒸し、それをちぎってゆで大豆・青海苔・ごま・切刻んだ野菜等と色粉を混ぜて形を整えたものです。
2月15日(もしくは3月15日)は釈迦が入寂した日、涅槃会で、この日にお供えするのが「やしょうま」です。
名前の由来は、釈迦が入滅のときこれを食べ、傍らにいた弟子の邪(やしょ)に、「邪(やしょ)うまかったぞ」と言ったからというのが一般的ですが、もうひとつの説は、米の粉をこねて片手で握った形が馬の背に似ているので「痩せ馬」からなまったという説もあります。
「おやき」は信州のスローフードです。
「ふきっ子おやき」HP→http://www.fukikko-oyaki.com/
関連記事