やしょうま

おやき

2010年02月09日 06:00

きのうは今年初めての我が家での料理教室でした。

毎年、年始めの教室はお題が決まっています。「やしょうま」です。

「やしょうま」も信州の郷土食として広がりを見せつつあって、元祖はやはり「おやき」と一緒で西山地域が盛んのようです。西山から大町、松本地域に伝わっているのは「絵やしょうま」とでもいうのでしょうか、金太郎飴のように顔や花、キャラクターなどカラフルなものが主流です。北信地域では昔から、ゴマや豆などを入れて、松や梅の形に仕上げるものが多いようです。

もともと「やしょうま」はお釈迦様の命日に仏壇に供える米の粉で作った細長い団子。やしょうまと言われるようになったのは諸説ありますが、団子の形が骨ばった馬の背中に似ているから「やせうま」からなまったとか、お釈迦様の臨終の時に、弟子の「やしょ」が団子を作ってあげたところ「やしょ、うまかったぞ」と言われ、やしょうまになったとも。

前置きが長くなりましたが、きのう教室で作ったのはこちら↓4種です。

         

       

       

「椿」「パンダ」「あじさい」「梅」

らしく見えないのもご愛嬌。このやしょうまは全て自然食材で色づけし、翌日まで柔らかいのが特徴です。見た目だけでなく、美味しさも絶品のやしょうま。レシピもお分けしますので、ご入用の方はメールにてご連絡くださいませ。

「おやき」は信州のスローフードです。
「ふきっ子のお八起」HP→http://www.fukikko-oyaki.com/

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