野沢菜かぶ
おとといと同じタイトルにしてしまいましたが、今朝はやっと「野沢菜かぶ」のお話しを。
来月のおやきで登場予定の野沢菜かぶですが、地元でも意外と知らない人が多い野菜です。
野沢菜は京都の「天王寺かぶ」が元祖と言われており、野沢温泉でも昔は「かぶ菜」と呼ばれていたそうです。
京都では「かぶ」の部分が食されていたものが、野沢温泉の寒冷地に育てられたかぶ菜は菜っ葉の部分が成長し、それが現代の野沢菜になっていきました。
ということで、本来は「かぶ」の部分が食材として使われていた野菜だけに、「かぶ」が本当においしいのです。
ただ、今では野沢菜の収穫がメインなので、収穫時には地面スレスレのところで茎とかぶを切り離して、かぶは地中に残したままになっています。その「かぶ」は翌春にはコンバインで掘り起こされて、ほとんどが畑の肥料に。。。
そんな現状なので、あまり世の中に出回らない「野沢菜かぶ」。
家で野沢菜を栽培している人や、直売所で見かけて買う人以外は、手に入らない野菜になってしまいました。
そんな「野沢菜かぶ」を、この↓「せんぞ突き」で突いて、
こんな「千切り」にします。
そこに、人参、しいたけ、長葱を入れて、味噌味に仕上げて、おやきに。
来月の「野沢菜かぶ」のおやき、お楽しみに!
「おやき」は信州のスローフードです。
「ふきっ子のお八起」HP→http://www.fukikko-oyaki.com/
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