ニラも終わり
母がせっせとこしらえているのは「ニラ」
母が育ててる(勝手に生えてる?)ニラは、春先から秋口までおやきの具材になります。細いけれど柔らかいニラは地元産ならではの味わいと強い香りがあります。
でも、美味しいものは
「手がかかる!」
のびろもそうですが、ニラも母の手を借りなくてはお店で使えません。
母はいつも収穫してきた夜はこんなふうに「夜なべ仕事」。
ワタシはといえば?? え~っと、いつも頭が下がる思いで、お先にベッドへ直行!
先日の研究会のメンバーも同じこと言ってた。自分たちで作った野菜を使えることはありがたいけれど、手間を考えると、とてもとても採算が合う仕事じゃないと。どこのお店も家族労働で野菜を育てて、おやきを作ってるのが現状なんですね。
それでも、とてもとてもお店の全体量をまかなえるほどの生産量ではないし、冬場にはハウスで育った旅ニラを使わなくてはならない。。。地産地消っていいながら、冬場にも丸ナスやニラを食べたいお客様がたくさんいらっしゃるのだから、商売上は不本意ながらも旅モノ野菜を使わざるを得ないのが現状。
理想と現実、、、うまく折り合いがつく日が来るんだろうか、って思いながらも、「今年はもうニラも終わりだよ。もう葉先が茶色になってきたからね」という母に感謝感謝です
こちらも→おやき屋店主の日掛け帳ー番外編
http://blog.livedoor.jp/fukikko2/
「ふきっ子のお八起」HP→
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