ひきわり納豆

おやき

2016年02月26日 06:12

今朝の我が家の会話。

母 「納豆食べる?」

わたし「食べるけど、葱なしでね」

母 「冷蔵庫から出しておくれ」

冷蔵庫を探してみたら納豆があったけれど、、、

わたし「お母さん! これっ、ひきわり納豆じゃないっ!! 何でこんなの買ってきたの?」

母 いきなり怒り出し 「うるさいねっ!イヤだったら食べなくていいよっ!!

わたし 「だって、いつも粒納豆なのに、突然ひきわりなんて買ってくるんだもの。おかしいでしょ?」

母 怒鳴りながら 「ひきわりは栄養があるってテレビで言ってたんだよ!いつも買ってくるものに文句ばっかり言って、何だいっ!!

と、ふたりでケンカ状態突入。。。。もちろん親子なのですぐに解消しましたが(>_<)

で、ケンカの種の「ひきわり納豆」について、きちんと調べてみました。だって、後味をスッキリさせたいですもんね!

そうしたら、意外や意外、知らないことがまだまだあるんですね。「ひきわり納豆」は粒納豆を刻んだだけ、と思っている方は必読です!(^^)!

<作り方の違い>

粒納豆は、大豆をそのまま水に浸し、圧力鍋で蒸してから納豆菌をかけ、発酵させていきます。

それに対して、ひきわり納豆は大豆を煎り、すり鉢やミキサーで砕き、それを水に浸し、圧力鍋で蒸して納豆菌をかけ発酵させます。

つまり、発酵後の納豆をただ刻んでいるわけではないんですって。

<栄養の違い>

これこそ、今朝のケンカの種!

粒納豆に含まれる食物繊維は便秘の改善に効果があり、動脈硬化に有効なポリミアンが含まれているので、動脈硬化の予防にもなります。また、ポリミアンは加齢とともに体内から減ってしまうので、納豆を食べ摂取することによって、若さを保つ効果もあります。

それに対して、ひきわり納豆は消化がよく、栄養を吸収しやすくなっているので、栄養を効果的に摂取することができます。そして、カルシウムを強化する効果のあるビタミンK2があるので、骨粗しょう症の予防につながります。それに加えて、ビタミンK2には傷の治りや出血を抑える効果もあります。


というわけで、粒納豆もひきわり納豆もそれぞれに栄養効果が違うってことなんです。

いやぁ~、今朝はケンカから端を発した「納豆」について深く勉強させていただきましたm(__)m

<参考: Food Box 食のエンタメマガジン>

「おやき」は信州のスローフードです。
「ふきっ子おやき」HP→http://www.fukikko-oyaki.com/

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