嫁に食べてもらいたい秋なす
「秋なすは嫁に食わすな」ということわざがありますよね。
意味はおおむね2通りあって、悪意的な解釈は秋なすはおいしいから他人である嫁には食べさせないという姑の心理。そして善意的解釈は、なすは体を冷やすから気温が下がってくる秋に食べると風邪を引くという夫の妻を思う優しい心遣い。他にも、なすは種がないから子種が少なくなるというものもありますが、実は秋なすは種がいっぱいなので、あまり当てはまらないかな、と個人的には思います。
こんな講釈は不要なんですが、何が何でも食べてもらいたい「小森秋なす」のお話をしたくて前置きが長くなりました!(^^)!
先日、小森なすの生産者の滝澤さんが「小出さん、秋なすがほんとにおいしいんですよ!」と電話をくださいました。すぐに持ってきてくださって、実物をみるとツヤツヤで弾力がハンパないのです。
「台風の影響で風で倒されるかと思ったけど、見事に耐えてくれて。」と、うれしそうに秋なすを渡してくださいました。
さっそく味見をしてみたら、何?これ???の旨さです。通常秋なすは灰汁っぽくて硬くて種があって、と三重苦。とても嫁に食べさせられたものじゃないのです。それが、小森秋なすは柔らかくて灰汁がなく旨味が乗ってます。
今この時期だけの小森秋なす!ぜひぜひ、食べていただきたいです。
きのう来店された70代の男性。POPを見て、「こりゃ、うちの嫁に食べさせなくちゃ!」って笑いながら買っていかれました。
あははっ!
「おやき」は信州のスローフードです。
「ふきっ子おやき」HP→http://www.fukikko-oyaki.com/
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