「ながのいのち」弁当
先日開催された「地産地消ながの 情報交換会」で、横山タカ子さん監修、㈲たんぽぽ調製の「ながのいのち弁当」を拝見しました(お味見程度に各種つまみましたけど
~3世代で守り育てる「ながの」の郷土食~をキャッチフレーズに、「ながのいのち」推進協議会が地産地消食育ネットワークの環を作り活動している、その一環として「ながのいちの弁当」が出来上がりました。
使用している食材はすべて地場産。
厳選された食材は
1.きびご飯
2.かぼちゃボール
3.西山豆腐えごま田楽
4.蒟蒻ピリ辛煮
5.特製たまご焼き
6.りんごと長芋の揚げ物
7.鶏肉のみそ焼き
などなど、全部で10品目が入って800円だそうです。
地場産にこだわって作られたお弁当は確かに魅力的です。美味しかったし。
でもでも、作るには相当の手間と時間がかかるのです。見た目はシンプルでも、出来合いのものは一切使えないから、そのために全て一品一品作ってお弁当に詰める。
今は何でも買えてしまう豊かな世の中にあって、出汁を取ることからすべて手作りしたこのお弁当の価値をわかる人が何人いるのだろう?って、つい考え込んでしまいました。
レトルトや冷凍を使って調理したお弁当と、この「ながのいのち」弁当を、何の講釈もなく並べられたら、さて、あなたはどっちを選びますか?
地産地消って叫ばれてはいてもなかなか難しい世の中。まずは食べてもらって、確かな味の違いをわかってもらうことから第一歩が始まる。
その初めての取り組みとしての情報交換会は有意義であったのではないかと思いました。
「おやき」は信州のスローフードです。
「ふきっ子のお八起」HP→http://www.fukikko-oyaki.com/
関連記事