オンパレード

おやき

2011年05月28日 06:05


今朝も100歳のおばあちゃんの話の続きです。

おばあちゃんのところには、知り合いやご近所からた~くさんの食材が届きます。それも「初物」が
多い。

「『初物食いは七十五日』という諺があるから、おばあちゃんが食べるとその度に七十五日長生きできるのよ」と娘さんが言う。

そう言っていたら、ドアチャイムが「ピンポーン♪」

戻ってきた娘さんが「また初物が届きました~!おばあちゃん、また七十五日長生きできるわね~!!」って。

見ると、どっさりの「根曲がり竹」と「野芹」



(これはいただいてきた分です)


そして、蕎麦のお供にと用意していた天ぷらの食材も「おばあちゃんが天ぷら揚げるより(おばあちゃんが天ぷら担当なんです)、ようこさんと話していたいっていうから、持って帰ってね」と持たせてくれました。



タラの芽、コシアブラ、雪下のふきのとう


我が家まで、七十五日長生きのお裾分けをいただいてしまいました 山の幸のオンパレードです。

家に帰って根曲がりの焼き蒸しと天ぷらを、久し振りにわたしが調理





しっかり七十五日x何品分の長寿をいただきました

ちなみに「初物食いは七十五日」という諺は、山形県の風習だそうです。
謂れは、死刑が決まった罪人に「最後に何が食べたい。」と聞いたら、「初物のそばが食べたい。」と言ったため、初物のそばが出来るまでの七十五日長生きでき、その罪人は東を向いて笑ったというお話。

『初物食いは七十五日』という諺もそこから来ているのではないかと言われているそうです。



「おやき」は信州のスローフードです。
「ふきっ子のお八起」HP→http://www.fukikko-oyaki.com/

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