過保護なボイラー

おやき

2012年03月31日 05:59

まさしく「過保護なボイラー」です。



この冬、厨房の中で一番手厚く扱われたのはこのボイラーです。

なぜかというと、氷点下の寒さの中で水を入れ、ガスを捻って火をつけると、しばらくして止まってしまう。

朝の一番忙しい時間帯に突然止まってしまったことが2度3度。

メーカーさんに来ていただいても、原因がわからず。。。

でも、どうやら原因は水滴だったようで、冷たい水を入れてすぐに火をつけると、タンクの表面に水滴が付き始め、それが種火に滴り落ちて火を消していたみたいなのです。

原因がわかったので、それ以降は朝一番でまずお湯をたっぷりと入れて、前面ガードを外してストーブで全体を温めて、それから点火。

この冬は人間様より、ボイラー様に温まっていただきました

そんな過保護も春本番になって、そろそろ終わりの時期を迎えたようです。

おやき屋にとっては「命」のボイラー。これからは何事もなく稼働してくれることを願うばかりです。


「おやき」は信州のスローフードです。
「ふきっ子のお八起」HP→http://www.fukikko-oyaki.com/

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