おやき屋店主の日掛け帳－本編

このところ一気に温度が下がって、朝晩はかなり肌寒くなってきました。

つい先日まで「暑い、暑い」と言っていたのに、きのうあたりは「なんでこんなに寒いの？」って、人間って贅沢ですよね。

でも、昔（っていつだ？）に比べて、春と秋を堪能できる期間がグッと短くなっているように感じるのは、わたしだけではないはず。日本の四季が二季になっていくような不安さえ感じてしまいます。

そんな中、きのうスーパーへ行ったら、鍋料理の材料がズラ～ッと並んでいました。

「鍋」と言えば冬のイメージだったのに、この急激な寒さで鍋を食べたい気分になる人が多いのかも。

と思いながらも、まだまだ秋の味覚を満喫したいのに、いきなり鍋なんて、と思ったりもしました。

食卓も秋を飛び越えて、冬になっている家庭も多いのか・・・。

スーパーの戦略もあるのでしょうが、それに反応する消費者が多いから誘導していくわけですよね。

食にも春と秋がなくなっていくような寂しさを感じてしまいました。


「おやき」は信州のスローフードです。
「ふきっ子のお八起」ＨＰ→http://www.fukikko-oyaki.com/