2012年12月16日
母への小言
きのう用事があって、店から自宅へ電話した。
母は肩こりで家から出られないはずだから、電話には出るものと思って掛けたのだけれど誰も出ない。
もしかして自分の部屋にいるのかも、と思って携帯を鳴らすけれど出ない。
庭に出てるのかも、と思って30分ほどして電話してみる。
でも、両方出ない。
これはヘンだ! 少し体調がよくなったからって車で出掛けたのか

それから30分ほどして、母から電話が入る。
「どうしたの?」と母。
「どうしたの、じゃないわ。どこへ行ってたの?」
「庭でいろいろ仕事してたんだよ。」
「1時間も? 1時間前から何回か電話してるのに?」
「いろいろあるんだよ、片付けが。」
『横も下も向けない人が、何の用があるの?』と思ったが黙って電話を切った。
そして、今朝。
玄関にゴチャゴチャと荷物があるのが気になって、片付け始めたら、
見つけた!

「お母さん、きのう車の運転したんでしょ! まったく!!」
「あっ、きのうね、畑に行ったら大根が根こそぎ盗まれてたの。」
「だから、何で畑へ行くの! 首が回らないのに!!」
「カマを忘れてたのが気になったんだよ。」
「わたしに言えばいいでしょ!何のためにこの3日間医者へ行ってるの?」
「だってお天気が良かったんだもん。」
「わたしが車を出してる意味がないでしょ! 何かあったらどうするの!!」
朝からお小言を言ってしまった

ほんとに無謀な80代だ。
自分がよくても、巻き込まれる人たちはたまったものではない。
首が横に回らないってことがどういうことか、その状態で運転することがどのぐらい危険なことか、わかりそうなものなのに

きょうの川柳はタクシーで行くと言ってるけれど、監視に家に戻ってきた方がいいかもしれない。
「おやき」は信州のスローフードです。
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Posted by おやき at 05:53│Comments(0)
│母