おやき屋店主の日掛け帳－本編

母が台所に置いた、大根の切れ端から花芽が出てきました。わたしも見習って、お店でもいつもは捨ててしまう野菜の切れ端を窓辺で育て始めました。

昨年、これも母がお皿で育てた人参の切れ端からやはり花芽が出てきましたが、もっと背丈が伸びて倒れんばかりの先端に小さな花を咲かせました。

いつもなら捨ててしまう野菜の切れ端。でも、こうやって育ててみると命あるものなのだと改めて思い知らされます。

何気なく口に運ぶ野菜も、すべて命あるものなのだと感謝していただかなくてはいけないですよね。



「おやき」は信州のスローフードです。
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