2018年10月05日
丸なす3種の続き
先日、丸なす3兄弟の記事をアップしたまま、詳細を放っておいてすみませんm(__)m
丸なすが栽培されている地域は現在とても限られています。山形県庄内、福島県会津、新潟県下越、中越、京都府、そして長野県北信です。昔は東京都でも丸なすが栽培されていたそうですが、収穫時期が短く、また適した土地が難しく、連作を嫌うため1960年以降少しづつ減少していったそうです。
さて、3兄弟の「小布施なす」「小森なす」「千両なす」ですが、小布施なすと小森なすは地元が育てる伝統野菜で、千両なすは原種を掛け合わせてできた、今一番多く栽培されている「いわゆる丸なす」です。
小布施なすも小森なすも晩生種で収穫時期が短いこと、栽培が難しいこと、収量が少ないこと、など非常に手間がかかる丸なすに比べて、千両なすは中生種(収穫時期が早い)で多収です。
小布施なすは火の通りに時間がかかりますが、肉厚でどっしり感があり、食べ応えがあります。煮物にしても煮崩れしにくい丸なすです。
小森なすは皮が非常に薄く、デリケートです。火の通りが早く、トロッとして口の中でとろけます。田楽にしたら最高においしいなすです。
千両なすは小ぶりで皮の厚さもそこそこ薄く、火の通りは小布施と小森の中間ぐらい。煮ても焼いてもおいしいなすです。
以上、ざっくりと紹介させていただきましたが、千両なす以外はなかなか市場に出回らないので、食べる機会がありましたらじっくり味わって召し上がっていただきたいです。
「おやき」は信州のスローフードです。
「ふきっ子おやき」HP→http://www.fukikko-oyaki.com/
丸なすが栽培されている地域は現在とても限られています。山形県庄内、福島県会津、新潟県下越、中越、京都府、そして長野県北信です。昔は東京都でも丸なすが栽培されていたそうですが、収穫時期が短く、また適した土地が難しく、連作を嫌うため1960年以降少しづつ減少していったそうです。
さて、3兄弟の「小布施なす」「小森なす」「千両なす」ですが、小布施なすと小森なすは地元が育てる伝統野菜で、千両なすは原種を掛け合わせてできた、今一番多く栽培されている「いわゆる丸なす」です。
小布施なすも小森なすも晩生種で収穫時期が短いこと、栽培が難しいこと、収量が少ないこと、など非常に手間がかかる丸なすに比べて、千両なすは中生種(収穫時期が早い)で多収です。
小布施なすは火の通りに時間がかかりますが、肉厚でどっしり感があり、食べ応えがあります。煮物にしても煮崩れしにくい丸なすです。
小森なすは皮が非常に薄く、デリケートです。火の通りが早く、トロッとして口の中でとろけます。田楽にしたら最高においしいなすです。
千両なすは小ぶりで皮の厚さもそこそこ薄く、火の通りは小布施と小森の中間ぐらい。煮ても焼いてもおいしいなすです。
以上、ざっくりと紹介させていただきましたが、千両なす以外はなかなか市場に出回らないので、食べる機会がありましたらじっくり味わって召し上がっていただきたいです。
「おやき」は信州のスローフードです。
「ふきっ子おやき」HP→http://www.fukikko-oyaki.com/
Posted by おやき at 07:43│Comments(0)
│食材たち