2010年12月14日
詐欺?
きのうお店に一本の電話がありました。
午前中、それも一番忙しい9時台にかかってきた電話。スタッフが出て「ようこさん、お電話です」と言う。
「どなた?」と聞くと「厚労省の年金課だそうです」
「厚労省?年金課?」
と受話器をもらって、「もしもし?」と言うと、
「もしもし、こちらは厚労省の年金課のものですが」
「はい・・・」(この時点でかなり疑心暗鬼)
「今年の4月にですね、こちらからのお知らせが届いているはずなんですが」
「何の通知でしょう?」
「はい、医療費特別控除のお知らせです」
「いいえ、届いていませんが、どんな内容でしょうか?」(このあたりでかなり確信的)
「えーとですね、医療費が年間10万円以上かかったお宅とか、高齢者で身体障害者という方には医療費が還付されるんです。その通知ですが」
「あの~、うちは該当しないようですけど」(しまった!失言)
「あっ、そうなんですか。失礼ですがお年は60歳以下でいらっしゃいますか?」
「はい、そうです」(う~ん、残念!)
「あっ、それではこちらの手違いです。失礼いたしました!」と相手は慌てて電話を切ってしまった。
~~~~~~~
電話を切ってから「この電話、かなり怪しいよ」ってスタッフに言ったら、しばしみんなの仕事の手が止まってしまった

最初に戻って、まず「厚労省」と名乗る。「コウロウショウ」と言われて、まず高齢者の方は聞き返すはず。そして「厚生労働省です」と言われ「お役所から電話だ」と思う。それも「年金課」。自分たちの年金にいいことがあるのかしら?と思ってしまう。
でも、実は「厚労省」の「年金課」から電話なんてかかってくるはずがない。社会保険庁ならいざ知らず。
そして「医療費特別控除」だって!
年金課がどうして「医療費」を扱うの?訳がわからない。
でも高齢者の方は年金課というだけで、自分の年金を調べて電話をしてきてくれて、なおかつ「医療費」も丁寧に調べてくれたのだ、と思ってしまうのかも。
その先「うちは該当しない」と言ってしまったから先方は出鼻をくじかれ、60歳以下と聞いて慌てて電話を切ったのだ。
あ~あ、とっても残念なことをした。
これだけ確信的だったのだから、もう少し言葉の駆け引きをしてみたら面白かっただろうに。。。。
と、まあなんと罰当たり。世の中には還付金詐欺に遭ってる人もたくさんいるのだ。
でも、女性が世帯主、勤め先の電話番号もわかる、こんなリストがどこから流出してるんだろう?
もしかしたら、また新手の詐欺電話がかかってくるかも

「おやき」は信州のスローフードです。
「ふきっ子のお八起」HP→http://www.fukikko-oyaki.com/
Posted by おやき at 05:33│Comments(2)
│思いつくまま
この記事へのコメント
えっ?
詐欺ですって。
気を付けてくださいよ。
最近、あれこれと上手い具合がコロリとやられているんだてさ。
幸い、家はかっかとがないんで。。
でも一度はやあっれたら、とっちこめてやろとさ。(爆笑)
そう、お友達がひっかかったってさ。
300万円を・・
あああ・・阿呆だね。
そんなにお金があるならこっちに廻せばいいのに~♪。。なんっちゃて。
お互いに気をつけましょうや。
詐欺ですって。
気を付けてくださいよ。
最近、あれこれと上手い具合がコロリとやられているんだてさ。
幸い、家はかっかとがないんで。。
でも一度はやあっれたら、とっちこめてやろとさ。(爆笑)
そう、お友達がひっかかったってさ。
300万円を・・
あああ・・阿呆だね。
そんなにお金があるならこっちに廻せばいいのに~♪。。なんっちゃて。
お互いに気をつけましょうや。
Posted by 田舎・麻江 at 2010年12月15日 18:24
麻江さま
お友達が300万!ですかぁ。結構身近にいるんですよね、被害者の方が。母も「家にはお金がないから電話がかかってこない」って言ってますが、いざかかってきたら、母もイチコロだと思います(苦笑)
お友達が300万!ですかぁ。結構身近にいるんですよね、被害者の方が。母も「家にはお金がないから電話がかかってこない」って言ってますが、いざかかってきたら、母もイチコロだと思います(苦笑)
Posted by おやき at 2010年12月16日 05:15