2011年01月25日
母と川柳
おとといの日曜日、母は川柳の会に飯田市まで高速バスで出掛けていった。
今朝はそのことを記事にしようと思っていたら、句が書かれた色紙を車の中に置いてきた、というので写真が撮れない。まあ、それは明日にでもアップすることにして、今朝は母と川柳の話。
母が川柳を始めたのは随分と前の話。川柳の前には俳句をやっていたのだが、やはり自由度の点で川柳の方が性に合っているらしい。
父が亡くなってから母は独り暮らしになり、川柳に没頭していった。
当時東京にいるわたしに、電話でいつも自作の川柳を読んで聞かせたものだ。そんな時分の話だから、もう10年も前の話だ。
ある日の朝、母から電話。「あのねぇ、川柳で大きな賞をいただいたんだよ」と、とってもうれしそうな声が弾んでる。「ヘェー、聞かせて」
「どっと来てどっと帰ってまたひとり」
聞いた瞬間『上手だな』という感想よりも、その頃の母の心情がストレートに伝わってきて心にグサッと刺さるものが先にきた。
「すごい、いいじゃない」
「賞をいただいて、すごくうれしかったんだよ」と素直な母だった。
そんな母と10年経った今は二人暮らし。少しは親孝行できているのかな?
いや、母が娘孝行をしてくれている毎日。
そんな今、母が詠む川柳は明るい

「おやき」は信州のスローフードです。
「ふきっ子のお八起」HP→http://www.fukikko-oyaki.com/
Posted by おやき at 05:34│Comments(3)
│母
この記事へのコメント
ふきっ子さん、おはようございます。
お母さんの川柳、ぐさっと来ました。
切ないです。
宴のあとに取り残される寂しさが。
今はお二人でよいですね!
お母さんの川柳、ぐさっと来ました。
切ないです。
宴のあとに取り残される寂しさが。
今はお二人でよいですね!
Posted by おやきわだ at 2011年01月25日 08:10
祖母が同じことをよく言ってました。
思い出しちゃった・・・。
2人ってのは、たとえ喧嘩しても幸せなんですよ。
喧嘩だって相手がいないとできないんだから。
思い出しちゃった・・・。
2人ってのは、たとえ喧嘩しても幸せなんですよ。
喧嘩だって相手がいないとできないんだから。
Posted by 椿 at 2011年01月25日 09:50
おやきわださま、
おはようございます!
返事が遅くなっちゃいました。今、母はとってもいい笑顔。寂しさとは無縁になったからでしょうね。でも、親がいなくなった時、わたしは?って思う時も。
おやきわださんも一緒ですね。
椿さま
おはようございます。ごめんなさい、返事が遅くなってしまって。
喧嘩できる相手がいる幸せ、ですね。
母がいるお陰で笑っていられるし(笑)
おはようございます!
返事が遅くなっちゃいました。今、母はとってもいい笑顔。寂しさとは無縁になったからでしょうね。でも、親がいなくなった時、わたしは?って思う時も。
おやきわださんも一緒ですね。
椿さま
おはようございます。ごめんなさい、返事が遅くなってしまって。
喧嘩できる相手がいる幸せ、ですね。
母がいるお陰で笑っていられるし(笑)
Posted by おやき at 2011年01月27日 05:15