2009年10月23日
会話のきっかけ
「ワインの勉強会」なるものに参加し始めて、かれこれ半年。
そのわりには全然ワインのいろはも判らず、「美味しい~」と言いながら毎回飲み干しておりますが
きのう7種のワインの中でピカイチだったのが、この「マコン・ヴィレ1989」でした。

ヴィレ村で醸造されるこのワインは、ぶどうを腐らせてから発酵させるいわゆる貴腐種系ワインなのですが、甘いワインではなく、キレの有る辛口ワイン。かなり入手困難なワインで、比べて飲んだ2005年でも貴重なのに、89年はさらにレアもの、らしいです。
サーブしていただくソムリエご自身の結婚式に間に合うように2ダース発注したのもの、船便の到着が遅れて結婚式には間に合わず、ず~っと熟成されていたワインだそうで、その話だけでも味覚に付加価値がついてます
でも、今朝はその話よりも、きのうのワイン会でうれしかったお話です。
そもそもこのワイン会は、主催されているソムリエの方からお誘いをいただいて半年前から参加させていただいていますが、いつも会のスタッフとおぼしき女性がいて、ず~っと気になっていました。
なぜ気になっていたかというと、いつもテキパキと会計やらワインサーブやらをしているソムリエなのですが、わたしには一回も笑顔を見せたことがなかったのです。
知り合いの方にはにこやかな笑顔で接しているのに、わたしとは一向に目を合わせてくれることもなくて『あまり好印象をもたれていないのかしら?』と、ワイン会に出席するたびにちょっとだけ残念な思いでいました。
それが、きのうワインをサーブしていただいている時に突然「お店の駐車場はどちらにあるんですか?」とにこやかに話しかけてきてくれて。
当然、わたしはドギマギしながら名刺の裏を見せて説明すると、「そうなんですか~。いつもそばを通るたびにお寄りしようと思いながら、駐車場がわからなくて」と言って、自分の名刺を取りに戻り・・・
彼女はバーテンダーでした。それもわたしがお気に入りのスタッフが女性だけのバー、のです
(彼女がお休みの時にばかりお邪魔して、すれ違いだったみたい)
それで一気に話が盛り上がり、先日行われたコンテストで入賞したことや、ご家族のこと、わたしのテレビを見たこと、などなど、堰を切ったように話してくれました。
そして彼女の話を聞きながら、わたしは「この次はぜひぜひゆっくり話をしたいですよね!」と言っていました。
彼女がなぜ気になっていたかと言えば、たぶん彼女と話をしたらおもしろいだろうなあと思っていたからなんです。
でも、きっかけが掴めなかった。。。
ほんのふとしたことで、人間ってとても近しい関係になれるもの。
きのうはほのぼのとした気持ちで会場を後にしました
「おやき」は信州のスローフードです。
「ふきっ子のお八起」HP→http://www.fukikko-oyaki.com/
そのわりには全然ワインのいろはも判らず、「美味しい~」と言いながら毎回飲み干しておりますが

きのう7種のワインの中でピカイチだったのが、この「マコン・ヴィレ1989」でした。
ヴィレ村で醸造されるこのワインは、ぶどうを腐らせてから発酵させるいわゆる貴腐種系ワインなのですが、甘いワインではなく、キレの有る辛口ワイン。かなり入手困難なワインで、比べて飲んだ2005年でも貴重なのに、89年はさらにレアもの、らしいです。
サーブしていただくソムリエご自身の結婚式に間に合うように2ダース発注したのもの、船便の到着が遅れて結婚式には間に合わず、ず~っと熟成されていたワインだそうで、その話だけでも味覚に付加価値がついてます

でも、今朝はその話よりも、きのうのワイン会でうれしかったお話です。
そもそもこのワイン会は、主催されているソムリエの方からお誘いをいただいて半年前から参加させていただいていますが、いつも会のスタッフとおぼしき女性がいて、ず~っと気になっていました。
なぜ気になっていたかというと、いつもテキパキと会計やらワインサーブやらをしているソムリエなのですが、わたしには一回も笑顔を見せたことがなかったのです。
知り合いの方にはにこやかな笑顔で接しているのに、わたしとは一向に目を合わせてくれることもなくて『あまり好印象をもたれていないのかしら?』と、ワイン会に出席するたびにちょっとだけ残念な思いでいました。
それが、きのうワインをサーブしていただいている時に突然「お店の駐車場はどちらにあるんですか?」とにこやかに話しかけてきてくれて。
当然、わたしはドギマギしながら名刺の裏を見せて説明すると、「そうなんですか~。いつもそばを通るたびにお寄りしようと思いながら、駐車場がわからなくて」と言って、自分の名刺を取りに戻り・・・
彼女はバーテンダーでした。それもわたしがお気に入りのスタッフが女性だけのバー、のです

(彼女がお休みの時にばかりお邪魔して、すれ違いだったみたい)
それで一気に話が盛り上がり、先日行われたコンテストで入賞したことや、ご家族のこと、わたしのテレビを見たこと、などなど、堰を切ったように話してくれました。
そして彼女の話を聞きながら、わたしは「この次はぜひぜひゆっくり話をしたいですよね!」と言っていました。
彼女がなぜ気になっていたかと言えば、たぶん彼女と話をしたらおもしろいだろうなあと思っていたからなんです。
でも、きっかけが掴めなかった。。。
ほんのふとしたことで、人間ってとても近しい関係になれるもの。
きのうはほのぼのとした気持ちで会場を後にしました

「おやき」は信州のスローフードです。
「ふきっ子のお八起」HP→http://www.fukikko-oyaki.com/
Posted by おやき at 05:49│Comments(4)
│思いつくまま
この記事へのコメント
昨日は同席させて頂き誠にありがとうございます!
同席のメンバーが良かったので飲みすぎてしまいました(笑
小生も昨夜初めて会った女性バーテンダーさんでしたが
共通の知人紹介のお気に入りバーでして(偶然)
ほんとに人間関係って「ふとしたこと」なんですよね。。。
同席のメンバーが良かったので飲みすぎてしまいました(笑
小生も昨夜初めて会った女性バーテンダーさんでしたが
共通の知人紹介のお気に入りバーでして(偶然)
ほんとに人間関係って「ふとしたこと」なんですよね。。。
Posted by iiken at 2009年10月23日 12:19
iikenさま
おはようございます!こちらこそ、素敵な出会いをいただけて感謝しております。本当に同卓のメンバーに恵まれました。「ふとしたこと」をゲットするか、スルーするか、で人生の宝物の数が決まりますね。これからもよろしくお願いいたします!
おはようございます!こちらこそ、素敵な出会いをいただけて感謝しております。本当に同卓のメンバーに恵まれました。「ふとしたこと」をゲットするか、スルーするか、で人生の宝物の数が決まりますね。これからもよろしくお願いいたします!
Posted by おやき at 2009年10月24日 04:43

日本酒より(宮坂酒蔵のはなまるは好きで飲みます。


以前SONYのワインとチーズのセット通販してたけど、シャブリが説明書どうりフルーツの味がして美味しかった。
後で酒屋でシャブリ買って飲んだけど同じ味ではなく、蔵本が違うと味もランクも違うと実感。
コート・デュ・ローヌだっけ?辛い・スパイスみたいな渋い味の赤ワインはお子様だから苦手です。
ああ、チーズ

何食べてる、よこせと猫寄って来そう。
Posted by ブランフェムト at 2009年10月30日 19:19
ブランフェムトさん、
わたしもワインはよくわからないの(笑) でもソムリエに説明していただくと、不思議とその味がわかる気がする(爆) その女性は残念ながら優勝は逃したのですが、初挑戦で入賞するのは奇跡に近いとか。お酒にもっと詳しくなりたいなあ。
わたしもワインはよくわからないの(笑) でもソムリエに説明していただくと、不思議とその味がわかる気がする(爆) その女性は残念ながら優勝は逃したのですが、初挑戦で入賞するのは奇跡に近いとか。お酒にもっと詳しくなりたいなあ。
Posted by おやき at 2009年10月31日 05:08