2008年03月18日
遠い記憶
きのうは早めにお店が引けたので、近くの温泉へ。
湯上りにテレビを見ていたら、チベット住民の暴動のニュースが流れていました。
日本人観光客が写したという市内の写真。
逃げ惑う住民、横行する戦車、武装した兵士の横柄な闊歩。

それらを、思わず食い入るように画面を見つめてしまったわたしです。
遠い昔に追いやっていた記憶が鮮明に蘇ってきます。
1998年5月、まさしくインドネシアの首都ジャカルタで勃発した国民暴動と同様な惨状。
目の前を戦車が通り過ぎていく。
国民がデモ隊を結成し、あちこちで兵士とぶつかりあっている。
360℃回転すれば、すべての地域で黒煙が立ち上っている。
夜中に聞こえる銃砲の音。
わたしはその最中にジャカルタにいました。
日本人が次々と帰国していく中で、なすすべもないまま仕事を続けていた日々。
駐在員として、すべき任務をただ淡々とこなしながらも、早く帰国したいと願っていた日々。
あの時のジャカルタなど比べ物にならないぐらいに、今のチベットの惨状は目を覆いたくなるものがあります。
ただ、暴動の渦中にいる現地の人々が悲惨なことは、インドネシアもチベットも変わりがなく、ただただ沈静化を願うだけ。
遠い記憶を辿りながら、日本の平和を当たり前のように享受してしまっている自分に反省。
こちらも→おやき屋店主の日掛け帳ー番外編 http://blog.livedoor.jp/fukikko2/
「ふきっ子のお八起」HP→http://www.fukikko-oyaki.com/
湯上りにテレビを見ていたら、チベット住民の暴動のニュースが流れていました。
日本人観光客が写したという市内の写真。
逃げ惑う住民、横行する戦車、武装した兵士の横柄な闊歩。
それらを、思わず食い入るように画面を見つめてしまったわたしです。
遠い昔に追いやっていた記憶が鮮明に蘇ってきます。
1998年5月、まさしくインドネシアの首都ジャカルタで勃発した国民暴動と同様な惨状。
目の前を戦車が通り過ぎていく。
国民がデモ隊を結成し、あちこちで兵士とぶつかりあっている。
360℃回転すれば、すべての地域で黒煙が立ち上っている。
夜中に聞こえる銃砲の音。
わたしはその最中にジャカルタにいました。
日本人が次々と帰国していく中で、なすすべもないまま仕事を続けていた日々。
駐在員として、すべき任務をただ淡々とこなしながらも、早く帰国したいと願っていた日々。
あの時のジャカルタなど比べ物にならないぐらいに、今のチベットの惨状は目を覆いたくなるものがあります。
ただ、暴動の渦中にいる現地の人々が悲惨なことは、インドネシアもチベットも変わりがなく、ただただ沈静化を願うだけ。
遠い記憶を辿りながら、日本の平和を当たり前のように享受してしまっている自分に反省。
こちらも→おやき屋店主の日掛け帳ー番外編 http://blog.livedoor.jp/fukikko2/
「ふきっ子のお八起」HP→http://www.fukikko-oyaki.com/
Posted by おやき at 06:02│Comments(2)
│思いつくまま
この記事へのコメント
お互いに相手を認める事が出来たら、
あらそいっておこるのかなって?
そんな事を想いながら、
きのう、子供達にものを大切にする様に!・・・と本気になってしまいました。
おかげ、おかげと、認め合って、
みんなが楽しんで笑ってすごせる世の中と、
おれが、わたしがと、我をはりあって、
みんながあらそう世の中と、
どちらをつくりたいのか?・・・・・と。
自分がそのとき気づいた出来事ってきっと自分への何かの伝言。
親として、ものがあって便利があたり前になっている事で、
そのしわ寄せが子供達に知らず知らずにつたわっているんだって、ハッとしました。
あらそいっておこるのかなって?
そんな事を想いながら、
きのう、子供達にものを大切にする様に!・・・と本気になってしまいました。
おかげ、おかげと、認め合って、
みんなが楽しんで笑ってすごせる世の中と、
おれが、わたしがと、我をはりあって、
みんながあらそう世の中と、
どちらをつくりたいのか?・・・・・と。
自分がそのとき気づいた出来事ってきっと自分への何かの伝言。
親として、ものがあって便利があたり前になっている事で、
そのしわ寄せが子供達に知らず知らずにつたわっているんだって、ハッとしました。
Posted by みさわ at 2008年03月18日 13:47
世の中、みんなが笑い合って生きていかれれば一番ハッピーですよね。
でも、もっと便利に、もっと快適に、と願って突き進んできた世界が、今は破滅の道を辿り始めたような。。。
子どもに苦労を教えるには、親が不便の先陣を切る必要がありますね、みさわさん!
でも、もっと便利に、もっと快適に、と願って突き進んできた世界が、今は破滅の道を辿り始めたような。。。
子どもに苦労を教えるには、親が不便の先陣を切る必要がありますね、みさわさん!
Posted by おやき at 2008年03月19日 06:04