2012年11月10日
灰焼きおやき-続き
おとといアップした「灰焼きおやき」について、もう少しお話ししたいと思います。
灰焼きおやきを実際に見せていただくまで、わたしの灰焼きおやきのイメージは「昔の食べ物」「硬くて歯が立たない」という、かなり偏ったものでした。
ただ、読み物の中では「灰焼きおやき」は山間の家族を象徴する食べ物、命を繋ぐ食べ物とされていて、わたしの心の中ではわたしたちが普段食べるおやきとは別格な、ちょっと神聖なものと仕切りをしていました。
そしておととい、その「灰焼きおやき」を目の当りにして、そしておとうさん、おかあさんの話をお聞きして感じたこと。
それは、昔から食べ継がれてきたものは厳かである。
ただその一言でした。
歴史の重みもさることながら、食そのもの単体ではなくて、食を取り巻く環境までも取り込んで息をしているような「灰焼きおやき」。圧倒的な存在感でした。
何だろう、わたしの心の中で何かスイッチが切り替わったような、そんな不思議な感覚を覚えました。
これから郷土食「おやき」と向き合う中で、その根幹部分にしっかり根を下ろした「灰焼きおやき」の存在。
この出会いの日に感謝しながら、おやきを守っていきたいと思います。
さあ、きょうも早朝のご予約のお客様がいらっしゃいます!
元気で行ってきます!!
「おやき」は信州のスローフードです。
「ふきっ子のお八起」HP→http://www.fukikko-oyaki.com/
Posted by おやき at 05:18│Comments(2)
│おやき
この記事へのコメント
オイラは灰焼きおやきを知った当初は単に珍しいモノって程度だったですが文献を見たり
食されてる生活環境とかを知ると奥深さに益々おやきにハマっていきますね♪
それと、やはり製法の多彩さが一層拍車を掛けます。
素晴らしい一冊(二冊でしたか。。)が完成しそうですね(^◇^)
PS。 25日そうだったですね(汗)
すっかり忘れてました。。。。
落ち着いたらまた時間クダサイネ♪
食されてる生活環境とかを知ると奥深さに益々おやきにハマっていきますね♪
それと、やはり製法の多彩さが一層拍車を掛けます。
素晴らしい一冊(二冊でしたか。。)が完成しそうですね(^◇^)
PS。 25日そうだったですね(汗)
すっかり忘れてました。。。。
落ち着いたらまた時間クダサイネ♪
Posted by おやきわだ at 2012年11月10日 09:22
わださん、ごめんなさい、随分とお返しが遅くなってしまいました。
おやきって本当に不思議ですね。作っている人の話を聞いたり、家族の話を聞いたりしているうちに、おやきってとっても温かい食べ物だなあって実感しちゃう。
取材ラッシュだけれど、がんばります!
落ち着いたら、ぜひ十割蕎麦!! ですね!(^^)!
おやきって本当に不思議ですね。作っている人の話を聞いたり、家族の話を聞いたりしているうちに、おやきってとっても温かい食べ物だなあって実感しちゃう。
取材ラッシュだけれど、がんばります!
落ち着いたら、ぜひ十割蕎麦!! ですね!(^^)!
Posted by おやき at 2012年11月12日 05:37