2012年12月03日
井月おやき
先日、駒ヶ根に行った時にお邪魔した「割烹水車」さん。
そこで販売されていたのが「井月おやき」です。
「長野日報」より抜粋
伊那谷ゆかりの漂白の俳人、井上井月に魅せられた上伊那の商店主らでつくる「井月友の会」と、駒ケ根市中沢の主婦でつくる「中沢おやきグループ」は、井月が好んだとされるイノシシ肉を具材に使った「井月おやき」を開発した。土産にも便利なおやきの販売を通じて「井月を知ってもらい、親しんでもらうきっかけになれば」と同会。
おやきの開発は、井上井月にちなんだ製品の販売を通じて「井月を少しでも広めよう」と、同会メンバーの発案でスタート。おやきの具は会員で駒ケ根市の飲食店「水車」の社長、宮沢宏治さん(50)が試行錯誤を重ねて開発し、かつて井月が頻繁に泊まり歩いたという中沢地域のおやきグループに製品化を依頼した。
井月はイノシシ肉を野菜などと煮込んだ「牡丹鍋」を好み、滋養豊かなその鍋を「薬喰(くすりぐい)」として句にも詠んでいる。同店では2008年にイノシシ肉を使った「井月丼」を商品化しているが、おやきは「味が違うし汁が出てはいけない」と宮沢さん。同グループの林由枝代表(75)も「肉を入れたおやきは初めて」といい、味付けや具の大きさを変えながら何度も試作を重ねたという。
完成品はイノシシの肉と地元産のゴボウ、ナス、シメジなどをしょうゆとみそベースのたれで甘辛く味付けた。柔らかい肉は臭みがなく、シャキシャキしたゴボウの食感が食欲をそそる。おやきの表面には「井月おやき」の焼き印を入れて仕上げた。包装紙には「薬喰」を詠んだ井月の句も印刷し、紹介している。
断面の写真を撮ることも忘れて、つい食べ終わってしまいました

猪肉のおやきも栗のおやきも、ふんわりとした生地に包まれて優しい味わいに仕上がっています。
他に「柿入りおから」のおやきもあるそうです。
「おやき」は信州のスローフードです。
「ふきっ子のお八起」HP→http://www.fukikko-oyaki.com/
Posted by おやき at 05:54│Comments(2)
│おやき
この記事へのコメント
10月に予想外に駒ヶ根まで行ったので情報知ってれば行ってましたね(汗)
南信でおやき自体珍しいですからね。
南信でおやき自体珍しいですからね。
Posted by おやきわだ at 2012年12月03日 07:33
わださん、おはようございます! おやき通のわださんが知らないこともあった!!!(^^)! 柿入りおからが一番おいしいって、お店の人情報ですよ。ぜひ予約してから行ってみてくださいね。
Posted by おやき at 2012年12月04日 05:34