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プロフィール
おやき
おやき
おやき屋2代目。小さい頃は食べ過ぎて好きじゃなかったおやき。でも「おやき屋」になったからには「美味しいおやきを作るぞ!!」との志は高く?でも石橋を叩くどころか、かる~く飛び越えて行っちゃう無鉄砲、お気軽、極楽トンボです!
こんな2代目が店主をつとめる信州おやき専門店【ふきっ子おやき】です!!
オーナーへメッセージ

2016年02月09日

あんぼ

先日アップした「何のおやき?」、おやき教室で作るおやきは「あんぼ」でした。

ブログを読んでくれている生徒さんは「先生、見てすぐにわかっちゃった!」って。な~んだ、つまんない(ー_ー)!!

まあ、真っ白だから小麦粉じゃないってことはわかるし、キメの細かさも米粉ならではだから、見る人が見ればわかりますね。でも「あんぼ」をご存じない方のために、ちょっと説明をば。

「あんぼ」または「あんぶ」「ちゃのこ」「ちゃなこ」ともいうこの郷土食は、主に長野県北部地方や新潟県中越地方で作られていた伝統食。

50年ほど前まではほぼ毎日食卓に上る日常食で、栄村ではしいな米や青米、雑穀を粉にして熱湯で溶き、そのまま焼いたものが「ちゃのこ」「ちゃなこ」、中に大根葉などの具を入れたものを「あんぼ」「あんぶ」と呼び分けていた。

 作ったあんぼを茹でて、囲炉裏の渡しで乾燥させてから灰の中で蒸す。まさしく灰焼きおやきの作り方と一緒だが、違うのは小麦粉か米粉か粉種の違い。米どころでは逆に小麦粉は貴重品で、昔は天ぷらも米粉だったそう。

昭和30年代初め頃から世の中が経済的に豊かになるにつれ、作るのに手間がかかるあんぼは徐々に作られなくなり、時間がかからずに楽な米食へと移行していく。

昭和61年「何か村の名物ができないか」と栄村青倉地区の女性有志15人で立ち上げた「竹の子の会」。あんぼを作るのが上手だった女性が指導役になり、再びあんぼを作るようになった。

おやき本の取材でお邪魔した時に伺った話をかいつまんでみました。

そして教室でつくった「あんぼ」は、さらに私流のアレンジを入れて、翌日になっても硬くならないあんぼ。

あんぼ


あんぼ


でも小麦粉の伸びで作るおやきと違って、伸びない米粉の生地は生徒さん達にはちょっと手ごわかったようで、

「たぶん、自分の家では絶対に作らないわ!」

「栄村で買ってきます!」

って、それもありだけど、お米を粉にすれば、それも粉モノ。

おやき同様、お家でも少しは練習しましょうね(^_^;)

あんぼ



「おやき」は信州のスローフードです。
「ふきっ子おやき」HP→http://www.fukikko-oyaki.com/


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Posted by おやき at 06:14│Comments(0)おやき
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