2009年12月17日
おやきを食す日-前編
きのうの続きを書こうとしながらも、ずっと外が気になって仕方ありません。。。そうです、雪が降ってるんです。
実はまだスタッドレスに履き替えていません。まだ降らない、と決めていたので、きのうガススタのおじさんに「そろそろ替えるかい?」って言われた時も「まだ大丈夫」と返事をしてしまいました。。。あ~あ、バチが当たった
それでも何とかしてお店に行かねば!
前置きが長くなりましたが、きのうお話した「おやきを食す日」の続きです。
まず、お年玉おやき
本来は1月2日の朝に家族揃って食べられていた風習です。「今年も丸くいきますように」と願いながら、みんながおやきを開いて開運を祈りながら食べられていました。
この日を、信州おやき協議会では5日とさせていただきました。松の内で食べるおやきは同じご利益があるという言い伝えもあることから、三が日を外し、市場が開く日以降ということで、5日で決議されました。
食べ方の作法として、「新年の扉」を開くという意味で、願いを込めて両手で静かにおやきを開いてください。そして「今年も丸くいきますように」思い念じながら、家族や仲間と一緒に笑顔で食してください。きっとご利益があります
次は、春彼岸、秋彼岸おやき
今でもお彼岸におやきをご先祖様にお供えするお家は多いのですが、それでも年々その割合は減っているような気がします。おやきは仏事と非常につながりが深い食べ物です。お彼岸の間は毎日おやきを食べるお家もあります。特にお彼岸のお中日は、おやき屋も忙しい日です。ご先祖様をいつまでも供養し続けて欲しい願いを込めて、おやきを食す日としました。
7月31日のお篭りおやき
これはも仏事に関わる日です。
善光寺には7月31日の晩に「お篭り」する習慣が近い頃までありました。これも金子万平さん著作からの抜粋です。
「善光寺の盂蘭盆(うらぼん)7月31日 多くの人が金堂に篭って夜を明かすならわしである。昔は篭りきれない人達が山門や鐘楼などにもあふれたものだという。この人達は焼もち(おやき)を持っていくので、焼きもち道者、または茶の子道者とも言われる」(山の民のまつり)より
この道者たちは持参した焼きもちを参拝者にふるまった。一種の御供である。これが善光寺の盂蘭盆の名物で、今でも印象深く覚えている人が多い。お篭りする人々は、戸隠・鬼無里などの裏山、西山地方、さらには松本近辺までの広い範囲から善光寺に来た。
話は冒頭に戻って、今朝は雪です。車の雪払いをしなくてはいけないことを忘れてました
おやきを食す日後半は明日に持ち越します。すみません!
「おやき」は信州のスローフードです。
「ふきっ子のお八起」HP→http://www.fukikko-oyaki.com/
実はまだスタッドレスに履き替えていません。まだ降らない、と決めていたので、きのうガススタのおじさんに「そろそろ替えるかい?」って言われた時も「まだ大丈夫」と返事をしてしまいました。。。あ~あ、バチが当たった

それでも何とかしてお店に行かねば!
前置きが長くなりましたが、きのうお話した「おやきを食す日」の続きです。
まず、お年玉おやき
本来は1月2日の朝に家族揃って食べられていた風習です。「今年も丸くいきますように」と願いながら、みんながおやきを開いて開運を祈りながら食べられていました。
この日を、信州おやき協議会では5日とさせていただきました。松の内で食べるおやきは同じご利益があるという言い伝えもあることから、三が日を外し、市場が開く日以降ということで、5日で決議されました。
食べ方の作法として、「新年の扉」を開くという意味で、願いを込めて両手で静かにおやきを開いてください。そして「今年も丸くいきますように」思い念じながら、家族や仲間と一緒に笑顔で食してください。きっとご利益があります

次は、春彼岸、秋彼岸おやき
今でもお彼岸におやきをご先祖様にお供えするお家は多いのですが、それでも年々その割合は減っているような気がします。おやきは仏事と非常につながりが深い食べ物です。お彼岸の間は毎日おやきを食べるお家もあります。特にお彼岸のお中日は、おやき屋も忙しい日です。ご先祖様をいつまでも供養し続けて欲しい願いを込めて、おやきを食す日としました。
7月31日のお篭りおやき
これはも仏事に関わる日です。
善光寺には7月31日の晩に「お篭り」する習慣が近い頃までありました。これも金子万平さん著作からの抜粋です。
「善光寺の盂蘭盆(うらぼん)7月31日 多くの人が金堂に篭って夜を明かすならわしである。昔は篭りきれない人達が山門や鐘楼などにもあふれたものだという。この人達は焼もち(おやき)を持っていくので、焼きもち道者、または茶の子道者とも言われる」(山の民のまつり)より
この道者たちは持参した焼きもちを参拝者にふるまった。一種の御供である。これが善光寺の盂蘭盆の名物で、今でも印象深く覚えている人が多い。お篭りする人々は、戸隠・鬼無里などの裏山、西山地方、さらには松本近辺までの広い範囲から善光寺に来た。
話は冒頭に戻って、今朝は雪です。車の雪払いをしなくてはいけないことを忘れてました

おやきを食す日後半は明日に持ち越します。すみません!
「おやき」は信州のスローフードです。
「ふきっ子のお八起」HP→http://www.fukikko-oyaki.com/
Posted by おやき at 05:56│Comments(0)
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