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プロフィール
おやき
おやき
おやき屋2代目。小さい頃は食べ過ぎて好きじゃなかったおやき。でも「おやき屋」になったからには「美味しいおやきを作るぞ!!」との志は高く?でも石橋を叩くどころか、かる~く飛び越えて行っちゃう無鉄砲、お気軽、極楽トンボです!
こんな2代目が店主をつとめる信州おやき専門店【ふきっ子おやき】です!!
オーナーへメッセージ

2011年07月26日

お籠りおやき


7月31日と8月1日は「おやきを食す日」キャンペーンです。

この2日間は通常の「丸なす」と、その原種と言われている県認定の伝統野菜「小布施丸なす」の2種のおやきが店頭に並びます。

なすってどれも同じ味でしょ?って思われる方はぜひ2個食べ比べてみてください。味と食感の違いがわかるはずicon01

では、この2日間がなぜおやきを食べる日なのか?

まずは7月31日「お籠りおやき」です。

昔、盂蘭盆(7月31日)に、主に西山方面の多くの農家が善光寺の本堂に「お籠り」をして一夜を明かした。翌8月1日には本堂の縁側に座って参拝者たちに、持参した焼餅(おやき)を振舞うという習慣があり、昭和20年代まで続いた。この人たちは「焼餅道者」「茶の子道者」と呼ばれて、町の人々に親しまれていた。(信州ながの食の風土記より)

(『信濃毎日新聞』明治35年7月31日)
「本日は善光寺の盂蘭盆」
本日は茶の子道者と称え焼餅を持参せる近郷近在の信徒が善光寺本堂に籠り終夜太鼓、雲版を打ちつつ大念仏あり、これを善光寺の盂蘭盆という、本年は大門長、西町、西之門の夜店を始め堂庭にても亦た夜店を開きたれば本夜の賑わいはなかなかなるべし。


「善光寺とおやき」昔からご縁があったのです。

このことを紐解いていくと、また違った面からおやきの伝播を考えることが出来るのですが、その話はまた別の日に。

この「お籠りおやき」の習慣が途絶えてしまったのは、宿泊施設を完備していない場所に多くの人が寝泊りすることを禁じる法律が出来たからだとか。。。正確なところは調べないとicon10

昔の善光寺の賑わいを思いながら、小布施丸なすのおやきをかじってみるのも風情がありますねicon12


「おやき」は信州のスローフードです。
「ふきっ子のお八起」HP→http://www.fukikko-oyaki.com/


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Posted by おやき at 06:01│Comments(0)おやき
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