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おやき
おやき
おやき屋2代目。小さい頃は食べ過ぎて好きじゃなかったおやき。でも「おやき屋」になったからには「美味しいおやきを作るぞ!!」との志は高く?でも石橋を叩くどころか、かる~く飛び越えて行っちゃう無鉄砲、お気軽、極楽トンボです!
こんな2代目が店主をつとめる信州おやき専門店【ふきっ子おやき】です!!
オーナーへメッセージ

2011年07月28日

石の戸おやき


定休日を一日挟んでしまいましたが、おとといの「お籠りおやき(おこもりおやき)」に続いて、8月1日の「石の戸おやき」のご紹介です。

「お籠りおやき」が善光寺界隈の慣習なら、「石の戸おやき」は川中島・篠ノ井地域に多い慣習のようです。

8月1日をお盆の始まりとするのと同時に、ご先祖様が「あの世」から出発する日だというので、そのために「おやき(焼餅)」を仏壇に供える。精霊は地獄の釜の蓋「石の戸」を破って出てくる。それで固い焼餅を作って供える。その焼餅をぶつけて石の戸を破る、というわけである。(金子万平著作より)

「旧暦7月1日は釜蓋朔日(かまぶたついたち)といい、地獄の蓋もあく日だという。この日土に耳をあてると地獄の戸のあく音や精霊の叫ぶ声が聞こえるといわれる。この地方では月遅れの8月1日で、「石の戸」「ウラ盆」といっている。朝やき餅を焼いて仏壇に供えるが、この焼き餅で精霊が石の戸を打ち破って出てくるので、この日のやき餅は特別に固く焼くという。やき餅は多くは茄子餡で、昔は石の戸が茄子の初ものとりであった。」
(『篠ノ井の年中行事』から)


ご先祖様が固いおやきを持って石の戸にぶつけている様子を想像しながら、おやきを頬張ってみてくださいicon01

「おやき」は信州のスローフードです。
「ふきっ子のお八起」HP→http://www.fukikko-oyaki.com/


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Posted by おやき at 06:04│Comments(2)おやき
この記事へのコメント
教えてください ”固い焼餅を作って供える” とありますが これは現代の”お焼き”の小麦で作る皮の水分をひかえた結果固目になるということでしょうか そうではなく 小川村方面で囲炉裏に埋めて皮がカリカリになるまでよく焼いた焼餅を差しますか そもそも囲炉裏に埋めるのは
生の皮で包んで埋めるのか 蒸し上げたお焼きを埋めるかも理解していませんので 懇切丁寧にお願いできるとありがたく思います
また蒸したお焼きを焙烙で焼くことがあったかどうかもご存知でしたら教えてください
お忙しい中恐縮ですがよろしくお願いします
Posted by shimizu at 2012年09月27日 09:23
shimizuさま

お問い合わせありがとうございます。詳しくはわからない箇所もありますが、ご返事を差し上げたいと思っております。

が、おやきの祭典を明日に控えてかなりタイトでして、終わりましたらこのコメントに再度ご返事させていただきたいと存じます。

申し訳ございません。
Posted by おやき at 2012年09月28日 05:58
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