2019年02月23日
百十そば
月曜、木曜、土曜とお出ししている「百十そばランチ」。自家製粉の十割手打ちそばなのですが、なぜ「百十そば」と命名しているのか?お客様にもよく質問されます。
それは、こんな理由なのです。弊店のホームページより抜粋しました。
信濃町に住む「りつおばあちゃん」に初めてお会いしたのは、りつおばあちゃんが100歳の時でした。りつおばあちゃんが村のそば打ち名人とお聞きして、すぐに弟子入りをして早5年(2015年10月現在)。なかなか上達しない、できの悪い弟子を根気よく教えてくださるりつおばあちゃんですが「陽子さん、おやき屋さんよりおそば屋さんの方が儲かりますよ」 がいつも口癖。
毎回聞き慣れていたそのセリフ、実はお弟子さんの中で開業された方はひとりもいらっしゃらないのです。
「りつおばあちゃんがお元気なうちにそば屋を開店したい!」という思いから、2015年1月にまだまだ未熟ながら、曜日限定のそば屋を開業しました。
そして、105歳のりつおばあちゃんが110歳を超えてもさらにお元気で長生きされるようにとの願いを込めて、弟子のわたしが打つ十割そばを【百十そば】と命名させていただきました。
その我が蕎麦打ち師匠のりつおばあちゃんが一昨日旅立たれました。108歳と6か月でした。合掌。
今朝は師匠を思い出しながら打ったせいか、涙で蕎麦がうまく打てませんでした(T_T) 天国から叱っているかも、です。
これからも「百十そば」の名は変えず、師匠の蕎麦を打ち続けていきます!
「おやき」は信州のスローフードです。
「ふきっ子おやき」HP→http://www.fukikko-oyaki.com/
Posted by おやき at 07:36│Comments(3)
│蕎麦打ち
この記事へのコメント
りつおばあちゃんのご冥福をお祈り致します。
何時も百十そばの美味しさを味わう度にお師匠さんの腕前も感じていましたよ。
暫く百十そばを頂いてないので、りつおばあちゃんを偲ぶ思いも込めて頂きに伺いたいと思います。
(問題は提供日が限られてることなんですがね。。)
何時も百十そばの美味しさを味わう度にお師匠さんの腕前も感じていましたよ。
暫く百十そばを頂いてないので、りつおばあちゃんを偲ぶ思いも込めて頂きに伺いたいと思います。
(問題は提供日が限られてることなんですがね。。)
Posted by おやきわだ3
at 2019年02月23日 08:20

リツおばあちゃんが亡くなられた由、びっくりしました。このブログでいつもお元気な様子を伺っていて、突然のことに言葉もありません。心からご冥福をお祈り申し上げます。(多)
Posted by 川柳美すゞ吟社 at 2019年02月23日 16:51
わださん、おはようございます!ありがとうございます。百十そば、細々とですが続けていきますね。ご連絡いただければ、蕎麦ご用意しておきますよ!(^^)!
みすゞ吟社さま、おはようございます。そうなんです、突然のことで母もわたしも涙が止まりませんでした。でも本当の大往生です。いつまでも悲しんでいないで、しっかり蕎麦打ちに励みます!
みすゞ吟社さま、おはようございます。そうなんです、突然のことで母もわたしも涙が止まりませんでした。でも本当の大往生です。いつまでも悲しんでいないで、しっかり蕎麦打ちに励みます!
Posted by おやき
at 2019年02月25日 07:46
